時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

「一日だけの雑貨屋さん」

2010-05-14 | essay
第10回無事に終了~!
毎回楽しく終われるってしあわせだ~。
お客様に感謝。メンバーに感謝。天気の女神様に感謝!だなあ。

わたしたちがひとつひとつこころをこめて作った一点ものの作品を
ひとりひとり、笑顔で手にとっていただける・・・、このご縁!
作り手としては、まさに至福の時間です。

ありがとうございました

     
     

ブックカバー

2010-05-12 | 本 のこと

文庫サイズのブックカバーはよく見かけるけれど、
新書本サイズのってあまり売っていない。

最初は自分が使いたくて作ってみた。
「一日だけの雑貨屋さん」で並べてみたら、
同じように思っていたひとがいらっしゃることがわかって
嬉しかったなあ。

以来、何作目かな。

今回のいろんな作品も「こんなの欲しかったの!」ってお方と
ご縁があったら嬉しいなあ 


「aubrey」

2010-05-11 | MUSICのこと

    

真夜中に目覚めると、なかなか寝付けない。
あれやこれやと考えなくてもいいことにまで
思いが勝手に巡って益々眠れなくなる。

母がよく「考え事と夫婦喧嘩は、夜したらあかん」と言っていたなあ。
どちらも必ず悪い方へと傾く、というのが母の持論。
夜の持つ陰の力は、確かに強いと感じることがある。
あれって、なんだろう?
月の力の仕業なのかな。

或る夜、真夜中に目覚めると、
夢の続きだったのだろうか、なぜか頭の中で
breadの「aubrey」が静かに流れていた。
もの悲しいメロディに泣きそうになる。

完全に目が冴えて眠れないので、とうとう起き出し
ヘッドホンを耳にあてて
レコードに針を落とす。

夜更けに聴く「aubrey」は
なんて美しいんだろう。

静かにひとりでレコードを聴いているうちに
ようやくこころが凪いできて
さまざまな思考を封印して、やっと眠りの森の奥深くへ。。。

    


おいしい「ありがとう」

2010-05-10 | essay

母の日。
前夜、次男が「何時に起きる?」とやたらに気にするなあと
思ったら。。。

朝起きたら、なんだかいい匂い。

下へ降りると、「はい!母の日!」と次男坊が差し出したものは!

   

おいしいおいしい「ありがとう」でした(泣


ものづくり

2010-05-08 | essay
なにかからなにかを生み出すって
楽しくてだいすき。

手づくり雑貨のイベントまで
もうあと一週間切ってしまった!
今回は構想ばっかり膨らんで、
かたちになったものはちょびっと。

  

本革で、シンプルな鍵アップリケのキーケース!

      

革アップリケのがまぐちポーチ。
コトリ図案はおともだちのうちで産まれたヒナがモデル

作りながらいつも、
どこかにいる誰かさんのお気に入りの一品になれたらいいなあって
夢見る気持ち。
いい出逢いがありますように

さあ、つぎはブックカバーに取り掛かろうっと



みどりきみどりいろとりどり

2010-05-07 | essay
  

             

   

     

        

みどりの五月。
柔らかなキミドリ。淡いミドリ。深いミドリ。
吹く風も、ミドリ色。

あたらしい空気を生み出してくれるミドリたち。

地球の息づかいを直に感じる季節だね 


かけこみ時計店

2010-05-06 | essay
          


我が家は、町の時計屋。

時計修理の用がなければ入りにくい…と
よく言われる。
けれども、町の子どもたちの出入りは多し。

うちの子どもたちも毎日のように遊ぶ近所の公園で
怪我をした子がいれば、店に飛び込んでくる。
マンション住まいの共働きのお宅が多いので、
うちはさしずめ保健室といったところかな・・・?

たいてい擦り傷切り傷なので、ひとまず応急処置。
安心してまた遊びに戻る。
少々ひどい時は、親御さんにご連絡。

棘抜きに限っては、夫の出番。
木製の遊具で棘の刺さる子が続き、
みんなに連れられて、目に涙を溜めてやってくる。

時計修理はたいへん細かい仕事なので、
精度の良い顕微鏡越しに作業をする。
その顕微鏡で見れば、微小な棘も小枝のよう!
一瞬のうちに抜けて、たちまち笑顔で帰ってゆく。

川にボールが落ちれば、網を貸して!と飛び込んでくる子。
「フーチャン、見せてくださ~い」とペットのインコを目当てに来る子。
「テスト合格したよ!」ってプール帰りに寄ってくれる子、などなど。

いろんな子が、ドアを開けてくれるのは嬉しいこと。
世知辛い世の中だからこそ、
子どもたちが気軽に声をかけられる大人がいる場所は
ひとつでも多い方がいい。

町から個人商店もどんどん減少し、
「知ってるおじちゃん・おばちゃん」の存在も少なくなってきている。

うちの子たちが大きくなっても、
いつでも町の子どもたちにはオープンな店でいてあげたいものだなあ。
個人商店の務めのひとつだよね♪

                  

八国山のふもと

2010-05-05 | essay
「となりのトトロ」のモデルとして有名な八国山。
山の東村山側のふもとに
北山公園という長閑な自然公園が広がっている。

   

ここのすぐ側で、夫の知人の素敵なご夫婦が
「茶 かわせみ」という日本茶カフェを営んでおられ、
今回わたしと子どもたちも一緒に初めてお邪魔してきた。

新緑に映える落ちついたこげ茶の佇まい。
そして、これまた素敵な吊り看板が良く似合っていて
まさに大人のカフェ!

      

和スイーツのどれもがとても美味しい!!
ひとつひとつに味へのこだわりが詰まっている感じ。

夫はすっかり寛いで、お店のご主人とのんびりお喋り。
子どもらとわたしは北山公園へ。

ここは菖蒲園がきれいに造園されていて、
花盛りにはかなり見応えがありそう!

      

なんだかとっても懐かしい畦道と小川。。。
かえるの声もどこからか響いてくる。
こんなにゆったりとしたすてきな場所、
近かったら、毎日さんぽしたい。

      

小さい子どもを連れたお父さんがあちらこちらで
夢中になって小魚を網で追っている。

魚採りにかけては、目の色の変わる我が子たち、
チームワークで追いこんで、素手で何匹もゲット!!
捕まえた魚は側にいた小さい男の子の水槽に入れてあげていた。

外遊びがすっかり減ってしまった中三の長男も
この時ばかりは、本領発揮で小学生気分ね。
渋る彼を引っ張り出して連れて来てよかった。
近頃、彼が活き活きしている姿がみれるのは自然の中のみ

      

      

追いこみ&監視役の小川を覗き込む、次男と末娘。
夢中になれるっていいねえ~~!

また連れてこよう!咲き誇る菖蒲も観てみたい。

今度「茶 かわせみ」さんにお邪魔したら、
ご主人お奨めの美味しい日本茶をいただいてみようっと
たのしみ


記憶は色

2010-05-02 | essay
          

母の50'Sのコートを引っ張りだして着たり、
わたしが小さい頃から持っているものが、
普通に家に点在しているレトロ好きな
親を見て育った我が子たち。

似てくるのは当然か??

姪やご近所からお下がりで回ってきた娘の洋服。
小さくなったものをまたよその子に
回してあげようと分類していたら、

娘は横からスイスイと何枚か抜いて、
「これはあげないで。いつか女のベビちゃん産むかもしれないから」
と大真面目に言う。

笑っちゃうけど、わたしもそうだったから
その気持ちわかるよ。

わたしも幼稚園の頃に
だいすきだったカーディガンを
「これは誰にもあげんといて」って
母に頼んだことがあった。

全体が淡いクリーム色で、もも色の縁取りのしてある
モヘアのふわふわなカーディガン。

何故か、わたしには「しあわせ」の象徴のようで、
小さくてもう着られないのに、
取り出してはうっとりとその色を眺めていた。

おとなになって、子どもを産んだら
着せてあげるんだって、思っていたのだ。
あの奈良の団地の頃だから、4~5歳のわたし。
女の子って小さくても母性があるものなんだなあ。

けれども、引越しの時に母がうっかり他のものと一緒に
近所の子にあげてしまったのだ

なくしたものほど、せつなくもしっかりと記憶に残るもの。

わたしの記憶のなかに、今もあのクリーム色ともも色の
淡く柔らかなモヘアのカーディガンがふわふわと浮かんでいる。

頭のなかでシュミレーション。
あのカーディガンを娘に着せてみると・・・
ん~~やっぱ昭和の子どもになっちゃうなっ!!


芝桜の季節

2010-05-01 | essay
あちらこちらの庭先に芝桜が咲き誇っている。

春休みに秩父に行った時、芝桜で有名な公園も覗いてみたけれど、
まだほんの一部だけ咲き始めたところだった。ざんねん。

わたしの中では、「芝桜」イコール「まるむし」。(ダンゴムシね)

ずっと昔、大阪で暮らしていた頃、
母が家の周りの低い石垣のうえにぐるりと
白とピンクの芝桜を交互に植えており、
この季節、キレイなレースが
かかったように咲いていた。

虫好き少女だったわたしは、
そのレースをめくり上げてはまるむしを見つけるのが
だいすきだった。

今でも芝桜が咲いているのを見ると
こっそりめくり上げてみたい衝動にかられてしまう。

あの家の石垣の上で、白とピンクのレースが
今も咲いているだろうか。。。


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