昨日は、夜間の昆虫採集で大変疲れました・・・・
ピレスロイド系の噴霧剤をいくらか吸ったせいか、喉がヒリヒリとする感じが起き抜けからします。
早暁のラブラドル犬の散歩後に昨日の持ち帰ったキイロスズメバチの巣を片づけようと思いましたが、むくむくと昆虫少年の探究心が・・・
昨晩10匹ほどの成虫を顕微鏡で観察していたのですが、なんだか妙に「毛深い」・・・
googleで調べると、なんと亜種のキイロスズメバチでなく、「ケブカスズメバチ」・・・
関東近辺はキイロスズメバチが優勢かと思いましたが、ケブカスズメバチでした。
昨日の巣を新聞紙にくるんで、無線機の置いてあるデスクに置いて、ピンセット二本を両手に持ち育房をばらして、終齢幼虫と蛹、成虫を並べて分類しました。
成虫は25匹、終齢幼虫は55匹、蛹は40匹ほど。
現場で廃棄したものを含めると約その倍ほどの巣でした。
直径30センチほどの巣にしては、中身がスカスカな感じでした。
でも、この数が成虫になったら空き家になった配偶者の実家のご近所には大変ご迷惑をかけたと思います。
早期の駆除が最良の策です・・・
顕微鏡で改めてよく見ると、あごの部分はなんでも噛み砕くことができそうな感じがします。
尻の毒針を解剖してみると、確かに人間の皮膚に刺さると残置されるような形状をしています。
昔の仮面ライダーのモデルのような顔つきです。
今まで学んだ、無線工学や分析化学も面白かったのですが、やはり昆虫の研究も興味がありました。
還暦を過ぎた爺の独り言ですが、やはり興味を持った分野の事をしているときが、世の中一番幸せなのかもしれません・・・
昨晩、顕微鏡をのぞいていた時も、一時間ほどの時間があっという間に過ぎてしまいました。
少年老い易く・・・・