リタイア3ヶ月目に入り、関東地方の梅雨も合わせたように湿っぽい日が続きます。
リタイアしてからは以前から聴こうと思っていたのがNHKの語学講座です。
この歳にになると、海外との短波帯の交信で聞き取れない事がしばしばです。
だんだんと可聴音声周波数の高音部が聞き取れなくなるのは仕方がないのですが・・・
サラリーマン生活の朝は忙しくて、たかが15~30分の隙間時間が取れませんでした。
特に管理職になって以降は職場に1時間前に行っていたので、なかなかできませんでした。
そんなわけで時間がようやく出来たので、今年度は英会話とドイツ語に限定して朝の30分は確保しました。
特にドイツ語は昨年末の心臓手術で入院以来です。
それにしても、サラリーマン時代の昼飯代1食分で1ヶ月の語学が勉強出来るのですから日本という国は(外国のシステムは知りませんが・・・)凄い!
昼飯2食分で2カ国語勉強出来るのですから安いです。
学生時代からの三日坊主でしたが、ようやく時間ができたので続けられてこの二ヶ月間はお休みなしです。
だんだんと聞き取れる様になってきたのですが、なんだかこの体験は以前経験をしたことがあるなと思いました。
もう昭和の時代になりますが、和文モールスと欧文モールスを一年かけて受験のために勉強したときと同じです。
今で言う時間外残業が毎月200時間を超えていた頃に、受験に向けて勉強する時間が取れなくて通勤時に勉強しました。
1年間でSONYのカセットレコーダを2台壊しました、ともかく聞き取る事に集中しました。
そうすると、ある日突然にモールス信号が受信出来るようになります。
どういうわけか車のクラクションがモールス信号に聞こえてきます。
あるOMに伺ったら、人にもよりますが大体モールス信号は3,000~5,000回聴くと受信出来るようになりますと話していました。
それからは本当に一生懸命でした、1年で100字/分くらいの受信を出来るようになりました。
多分語学学習でも耳から音声周波数として入り大脳で認知しての学習ですからモールス信号と同じだと思います。
さあ、老体に鞭打って勉強しましょう。
来年はスペイン語とイタリア語にも触手を伸ばして「チョイ悪爺さん」に!!