NHKの朝のニュースで報道していましたが、ミャンマーのある地方で、銅鉱山の開発の為に、住民が強制移住させられて、住民の暴動が発生したと伝えていました。
あれれ、どこかで聞いた話だなと思っていましたが、わが国においても、約100年前になりますが、足尾鉱毒事件がありました。
たぶん、田中正造という人をご存じであろうと思いますが、たしか天皇に直訴してからちょうど今年が100年くらいではないかと思います。
新興国がその国力をつける為には、殖産興業に励んで、基本的な重工業に力を入れていかなくてはならないのが、一般的なセオリーです。
大英帝国の産業革命の点についてもしかりでした。
大英帝国に習い、極東の日本でも、生麦事件の様に、薩摩藩が大国を相手にして戦い、明治維新を迎えた後、殖産興業に励み、財閥の力で国力をつけていた時代でした。
たぶん、ミャンマーの今回の報道も、アジアの色々な権益の中で発生した事案とは思いますが、歴史は繰り返すのですね。