キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

2011年 中山グランドジャンプ

2011年07月03日 | Horse Racing
中山GJはとっても感動的でした。
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第13回中山グランドジャンプ(2日、中山11R、J・GI、3歳上オープン、国際、定量、障害・芝4260メートル、1着賞金7000万円=出走12頭)柴田大知騎手騎乗の2番人気マイネルネオス(牡8歳、美浦・稲葉隆一厩舎)が直線でメルシーエイタイムを差し切り、GI初Vを飾った。勝ちタイムは4分51秒6(良)。 1馬身1/4差の2着は5番人気メルシーエイタイム、大差の3着には8番人気タカラボスが入った。1番人気のオープンガーデンは4着に終わった。レースはメジロラフィキが枠順を生かしたコーナーワークで軽快に逃げる展開。そのまま、同馬が先頭で直線に入ったが、最後の障害で落馬するアクシデント。かわってメルシーエイタイムが先頭に立ち、押し切るかと思われたが、外からマイネルネオスが猛追。メルシーエイタイムを交わしてゴールした。勝ったマイネルネオスは父ステイゴールド、母マイネプリテンダー、母の父Zabeelという血統で、通算成績43戦8勝。重賞初制覇をGIの大舞台で達成した。柴田大知騎手は嬉しいGI初勝利。管理する稲葉隆一調教師は98年スプリンターズSのマイネルラヴ以来2度目のJRA・GI勝利となった。
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いつも見に行っている中山GJですが、今年は夏の開催で仕事の都合がつかず、テレビでの観戦となりました。レースはメジロラフィキが逃げて有利に進めましたが、最後の障害での大アクシデントで競争中止となり、その後の直線勝負を制したマイネルネオスが優勝しました。
レースも波乱の展開でしたが、何と言っても勝った柴田大騎手がインタビューで号泣する気持ちが伝わってきて、思わずウルッときてしまいました。とにかくデビュー当初(1996年)は年間20勝以上していたのに、06,07年は1勝もできず、ここ数年も一ケタしか勝てなかった騎手が、苦労して掴んだG1の栄冠というのは、本人にとっては物凄く大きな勲章になると思います。とにかくめげずに良く頑張った。これで少しは良い馬に乗れるようになると思いますので、今後の活躍に期待したいです。
応援していたテイエムトッパズレは、序盤で先行できずいつものレース展開に持ち込めなかったのが敗因でした。最後の直線は相当バテテしまい、脚が動いてなかったです。今年は大チャンスと思いましたが残念な結果でした。この馬は障害だけで30戦も出ています。それも毎回上位争いに加わる丈夫な馬ですが、今回は暑い中無事に走りきってくれただけで良かったかもしれません。というのも、レース開始から逃げて、最後の障害で転倒して亡くなったメジロラフィキは、このレースを素晴らしい走りで盛り上げただけに、騎手もファンもとても残念な気持ちだと思います。アクシデントは競争馬の宿命だけど、やっぱりこういう場面は見たくないです。でも、今回のレースで最も印象に残る馬として、同じく予後不良になってしまったスズカスペンサーと共に、その名を記憶に留めたいと思います。
とにかくいろいろ話題の多いレースでした。

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