早朝から感動的な試合を見せて頂きました。
---------------------------------------------
日本が優勝、PK戦で激闘制す/女子W杯(サンケイスポーツ)
サッカーの女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会17日(日本時間18日早朝)、フランクフルトで決勝戦が行われ、初優勝を目指す日本は3度目の優勝を狙う米国と対戦、2-2のままPK戦にもつれこみ、3-1で日本が勝利した。日本はGK海堀が1人目のボックスのPKを止めると、米国は2人目のロイドも枠を外した。日本は2人目の永里が外したが、海堀が3人目のヒースも止めて2-0に。米国はワンバックが決めたが、日本が4人目の熊谷が決めて3-1で初優勝を決めた。
---------------------------------------------
普段はあまりサッカーの試合を見ないのですが、今朝は女子サッカーの決勝戦が気になって早起きして見ました。試合前の予想では、アメリカが2-0くらいで勝つのではないかと思っていました。前半は0-0で、後半も先制された後に驚異の粘りで追い付き、延長も先に点を取られたのですが追い付いてPK戦に持ち込んでの勝利でした。本当に日本人でなくても感動するような素晴らしい試合だったと思います。体格で負けていても、スピードとテクニックでカバーするやり方は、パワーの無いアジア人サッカーのお手本だったように思います。また点を取られても決して、最後まで諦めない態度はとっても感動的でした。男子W杯以降の日本チームは、男女ともW杯前までとは違って、シュートをよく撃つようになったし、リードされても諦めない強さを感じます。何か一皮剥けたような印象があります。
逆にアメリカチームはチャンスを何度も作りながらも決めきれず、点を取ると守りに入ってしまったことが敗因だったように思います。優勝候補というプレッシャーもあったようで、後半は緊張で動きが鈍かかったようでした。もしリードした後も貪欲に点を狙う態度を見せていれば、試合展開はもっと楽だったかもしれません。
これまで、サッカーは接触プレーが前提なので、体格に劣るチームは絶対的に不利と思っていましたが、自分の考えは改めなくてはいけないようです。パスを上手に使えば、体格差の影響は最小限に抑えられるということを証明した試合でした。今回、チャンピオンになって追われる立場になり、研究されると思います。これまで以上にマークが厳しくなると思いますが、この結果に驕ることなく、また初心に帰ってオリンピックを目指して欲しいものです。
とにかくこの夏一番の感動でした。 でも、眠い。(^^;)