ヤンキースのデレク・ジーター選手が3000本安打を達成したそうです。
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ヤンキースのジーター、3000安打達成=米大リーグ史上28人目(時事通信)
米大リーグ、ヤンキースのデレク・ジーター内野手(37)が9日、当地でのレイズ戦で一回に左前打、三回に本塁打を放ち、史上28人目の通算3000安打を達成した。この日は5打数5安打で通算3003安打とし、勝利に貢献した。ジーターは快記録まで残り74本で今季を迎え、6月にあと6本に迫ってから右足を痛めて故障者リスト入り。今月4日に約3週間ぶりに復帰していた。
ジーターは1995年に大リーグデビュー。遊撃手のレギュラーとして活躍し、200安打以上のシーズンが7度。2009年9月にルー・ゲーリッグが持っていたヤンキースの球団記録(2721安打)を更新した。ヤ軍一筋で「ニューヨークの貴公子」とも呼ばれ、人気と実力を兼ね備えている。3000安打に到達した現役大リーガーは、ジーターだけ。通算安打の大リーグ最多記録はピート・ローズの4256本。
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ジーターが、名選手ルー・ゲーリッグの「ヤンキース歴代最多安打記録」を更新した時も、スポーツニュースのトップ扱いで報道されてました。同じ時期に、イチローも「大リーグ史上初」となる9年連続シーズン200安打を達成したのですが、アメリカでの扱いはジーターの方が大きかったように記憶しています。大リーグ記録よりもヤンキース記録のほうがマスコミに注目されるというのは、日本人にとってはなかなか理解できないのですが、アメリカ人にとっては伝統のある球団ヤンキース=大リーグみたいな感覚なのかもしれません。
今回、ジーターが3000本安打を達成しました。大リーグ記録まで残り1256本ですが、イチロー並にヒットを打ってもあと6年以上掛かります。37歳のジーターにとっては、最近プレーに衰えが見えるだけに、なかなか厳しい数字のように見えます。大リーグ記録よりもヤンキース記録をどこまで伸ばせるかが当面の目標になるのでしょう。