キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

2011年マイルチャンピオンシップ南部杯 JPN-I

2011年10月11日 | Horse Racing
今年の南部杯は東京競馬場で行われました。入場料無料ということもあって、このレースを見に出掛けてみました。
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【南部杯】トランセンド大逆転V…被災地に届け!不屈の底力(デイリースポーツ)
これが世界レベルの底力だ。圧倒的な1番人気に推された藤田騎乗のトランセンドが、直線で根性を発揮し頭差でV。ドバイワールドC2着の実力を見せつけ、G1・3勝目を手にした。安田師は先週のスプリンターズS(カレンチャン)に続き、史上3人目の2週連続G1制覇を達成。2着は3番人気ダノンカモン、3着は追い込んだ7番人気シルクフォーチュン。復権を狙った2番人気のエスポワールシチーは直線で失速して4着に敗れた。
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初めてダートの最高峰(JPN-Iクラス)レースを生で見ました。期待通りの4頭による大接戦のレースで大変見ごたえがありました。最後の直線では、エスポワールシチーが抜け出して独走に入りそうな勢いでしたが、残り1ハロンで勢いが衰え、そこで後ろから迫ったダノンカモンがトップに立ちました。一旦は遅れたトランセンドですが、ダノンカモンが先に行くとそれを追って盛り返し、ゴール前での差し切り勝ちです。競馬場も凄い歓声でとても素晴らしいレースでした。
このレースの主役はトランセンドで、今朝の新聞のWEBサイトでは圧勝のような記事でしたが、調教師のコメントではかなりヒヤヒヤものだったようです。休み明けで反応が鈍く、藤田騎手が早くから追ってやっと最後の1ハロンで目覚めたそうで、当事者のコメントと記者の見解にはかなり温度差があるようです。とても楽勝には見えなかったけど、とりあえず勝ったのはさすがドバイWCの2着馬です。今後は、ジャパンカップダートに参戦するようですが、大井の帝王賞でエスポワールシチーを9馬身くらい離して勝ったスマートファルコンとの対戦が楽しみです。ちなみに馬券を買っていたエスポワールシチーは、最後に失速してしまって大変残念でした。それでも充分見せ場を作ってくれたし、復調の兆しが見えますので、次回は是非主戦の佐藤哲騎手と共にレースに臨んで欲しいです。
馬券の方は外れましたが、岩手のために寄付したと思えば納得です。

当日の様子。入場門には南部杯の垂れ幕がありました。地方競馬を府中で見るというのは、普通は見られない光景です。忘れられない1日になりそうです。

パドックを周回する有力馬。大変混雑していて、腕を伸ばしてやっと撮れました。

このレースで勝利を収めたトランセンド。

スタンドは見渡す限り人だらけ。3年通っていますが、こんな光景は見たことが無い。

スタート直後の様子。スタート位置が遠いので、ターフビジョンの画面に眼が釘付け。みんな大興奮。ファンファーレがJRA G1と違っていて、期待していたファンは一瞬アレレ??という雰囲気でした。

直線に入ると生のレースとターフビジョンの画像を見比べながら、自分の馬を追いかけます。
写真を撮っているヒマはありませんでしたので、リプレイの画像を撮影。

大興奮のレースが終わり、関係者の写真撮影と表彰式が行われます。テレビでは見られない風景です。カメラマンの数に驚きです。本当に全員が報道関係者なんでしょうか?

最終レースが終わると、もう夕暮れです。

懐は寒いけれど、岩手支援のためですから、、、と無理やり?自分を納得させて家路を急ぎました。

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