iPhone4Sが好調のようです。
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iPhone4S予約販売は20万台突破、「需要桁外れ」=米AT&T [ロイター]
米AT&T<T.N>は7日、米アップル<AAPL.O>の高機能携帯端末(スマートフォン)「iPhone(アイフォーン)」の新機種「4S」について、予約販売開始後の12時間で20万台以上の注文が入ったとし、「桁外れの需要」があると明らかにした。
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就職して、初めて買ったパソコンはApple Macintoshのパワーブックでした。当時はNECやTOSHIBAのパソコンが主流で、まだWindowsも登場しておらず、OSの操作コマンドを覚えるのがとても面倒でした。そんな中、会社の友人からの薦めで買ったのがApple Macintoshのパワーブックでした。CPUは遅く、メモリーもHDDも少ない(メモリー2MB/HDD 40MB)という代物でしたが、グラフィカルなインターフェイスが斬新で、始めて買った自分でもすぐに慣れて、楽しく使えたのを覚えています。
その後、Windows95の発売と共に、Macintoshiの売れ行きが落ちていき、Macはイラストを描く人のためのマニアックなPCという位置付けになってしまいました。Macを使っていると言うと、見下されたように「信じられない」と言われる始末で、会社のPCとの関係もあり、Macを離れWindowsに切り替えました。その後、ジョブスがAppleに復帰して、AppleのPCが劇的に変わっていき、PCだけでなくiPodのような誰もが欲しがる「デジタルツール」が次々に登場していきます。アイデアを現実のものとする彼の手腕は、初期のMacintoshの頃から変わっていなかったようです。現在のMac製品は、若者やビジネスマンに大変好評ですが、今後、高齢化が進む社会で、彼が高齢者向けにどんなデジタルツールを開発するのか見てみたかったです。
本日発売になったiPhone4Sは大変好評のようです。Macの店に並んだ行列を見るとWindows95が発売された頃を思い出します。当時、Macをこき下ろしたWindowsファンも、もしかするとこの行列に居るかもしれません。この熱狂を見ると時代は変わったなと思います。
ちなみに現在、Appleの製品は1つも持っていません。Appleは好きなブランドですが、買いたい製品が無いのが現状です。iPhoneは、優れたスマートフォンだけれど、機能的には他のスマートフォンとの差は小さいように思います。ジョブスの最後の製品ということでの一時的な売れ行きが収まった時、冷静になってみると発表直後の製品に対する失望感のほうが多くなるかもしれません。