週末のF1の話題。
F1は、ドライバーも呆れるほど退屈なレースになってしまったようです。
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追い抜きはたったの5回!? 退屈なF1開幕戦にフェルスタッペン
「ファンにとって価値がない。自分ならTVを消す」と酷評 by motorsport.com 日本版
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、オーバーテイクが極端に少なかった
開幕戦オーストラリアGPのレースは”完全に無価値”だったと評し、自分がファンだったら
TVを消していただろうと語った。
追い抜きが難しいアルバートパーク・サーキットで行われた2018シーズンの開幕戦は、
ホイール・トゥ・ホイールのバトルがほとんど起こらず、1周目を除くと、コース上での
オーバーテイクはわずか5回しか起こらなかった。
フラストレーションの溜まるレースを戦ったフェルスタッペンはレース後、
とても退屈だったと不満を述べた。
今回のグランプリがファンにとってどんなものだったかと聞かれたフェルスタッペンは
「全く価値がない。自分だったらテレビを消していただろう」と答えた。
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今年のF1には、ホンダの復活も含めて期待するところが多かったのですが、
蓋を開けてみると何も変わらなかったようです。
相変わらずホンダは低迷し、エンジンが壊れてリタイヤ。上位6位までが
メルセデス、フェラーリ、レッドブルの3強で占められて、サプライズもありません。
(敢えて言えば、マクラーレンの好走がサプライズでしょうか)
実際、レースを見ていないので何とも言えませんが、この記事を読む限り、
ドライバーさえも退屈するようなレースだったようです。
観客が何を楽しみにレースを見るかと言えば、一流ドライバー達の駆け引きと
オーバーテイクです。これ以外に見所はありません。
それがスタート直後を除いて、たった5回しか無かったとしたら、
観客のモチベーションが無くなるのも判るような気がします。
以前、ヴェッテルのレッドブルの先行逃げ切りの退屈なレースが続いて
F1ファンが激減したという話がありますが、今年もそういうレースが
多くなりそうな気配です。リバースグリッドとか、ウエイトハンデとか、
面白くできそうなルールやアイデアがあるのに、何も変わらないのが残念です。
F1レースとは、「予選順に並んだF1マシンのパレードを2時間眺めるイベント。」
にならないことを願っています。
昔のF1は、マシンもドライバーもレースにも色々なドラマがあって、
面白かったなあと思うこの頃です。