今年の若葉Sは、意外な結果でした。
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【若葉S】逃げ切ったアイトーンに皐月賞切符 タイムフライヤーは5着 by スポーツ報知
◆若葉S(3月17日・芝2000メートル、阪神競馬場、良)
皐月賞トライアルは8番人気のアイトーン(国分恭介騎手騎乗)が逃げ切り勝ち。2着には3番人気のダブルシャープ(和田竜二騎手騎乗)が入り、この2頭に皐月賞への優先出走権が与えられた。3着は12頭立て11番人気のロードアクシス(酒井学騎手騎乗)。昨年末のホープフルS・G1を制したタイムフライヤー(クリストフ・ルメール騎手騎乗)は単勝1・2倍と断然の1番人気に推されたが、伸びを欠き5着だった。
国分恭騎手(アイトーン=1着)「何が何でも(ハナへ)と。多少(流れが)速くなっても粘ってくれるので。先頭は譲れませんでした。根性がすごい」
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断然の1番人気タイムフライヤーは、後方追走で直線に賭けましたが、何となく重い走りで伸びきれずの5着でした。G1馬ということでやや過剰人気だったかもしれません。初めての休み明けのレースだったので、多少ボケがあったのかも。次走の皐月賞では、本来の走りを期待したいです。アイトーンは、上手く逃げ粘りました。マイペースで本当に良いレースだったと思います。この粘りは、皐月賞でも活きるかもしれません。アナ馬として入れてみたいです。2着は期待の1頭、ダブルシャープ。元地方馬の皐月賞出走が叶いました。これは楽しみ。3着はロードアクシス。11番人気で素晴らしい結果です。でもこういう馬の馬券は買えないかな。結果として、今回のレースの出走馬にはそれほど実力差は無かったということのようです。競馬は全て結果論。理由は後付けです。
因みにPOG登録のタニノフランケルは4着。シエラネバダは10着。大波乱で2枠が空いたのに、出走権に届かず残念でした。もうひとつ、テイエムリボーは大差負け。こちらは休み明けで、距離もペースも合っていなかったようです。直線に向いた時には、既にバテバテで最下位に沈みました。今年のテイエム馬も、クラシックに縁が無さそうです。
因みに同日中山で行われたフラワーCも、1番人気ロックディスタウンが最下位に沈みました。今日のメインレースは、(良馬場なのに)すべて1番人気が下位に沈むという日でした。馬は生き物ですから、暑くなったり寒くなったり、花粉も飛んで、体調管理が難しい季節なのかもしれません。パドックの様子をチェックして馬券を購入したほうが良さそうです。