キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

オリンピック中継の絶叫アナに思う事

2024年08月07日 | Sports
毎日、オリンピック中継を見ていますが、気になる事があります。
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五輪で相次ぐ〝ハイテンション実況〟に苦言続出「絶叫うるさい」「名言狙いすぎて冷める」 by東スポWEB
27日に行われたバレーボール男子日本代表の1次リーグ初戦となったドイツ戦では、注目の一戦に加えて手に汗握る試合展開にファンも盛り上がった。一方で、視聴者から指摘が相次いだのが実況の絶叫ぶりだ。異常なハイテンションで、点が入るごとに大声で絶叫を連発。伝える側のレベルを疑問視する意見も出ている。アスリートファーストのはずが、いつの間にか〝アナウンサーファースト〟になっている五輪の現状に辟易している視聴者もいるようだ。(要約)
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今回も登場した絶叫アナ。バレーボールを少し見ましたが、絶叫アナの大声で会場の雰囲気が伝わらない。すぐにチャンネルを変えてしまいました。アナウンサーとしては、熱戦の興奮を伝えるために声を張り上げるという演出ですが、やり過ぎは良くないと思います。絶叫アナが興奮すればするほど、大声を出せば出すほどシラケるのです。(シラケる=興醒めする=昭和の古語)それがよく判っていない。散々絶叫しておいて、試合に負けたら静かになる。一体、試合中のあの絶叫は何なのか。また名言を残そうとするアナウンサーもイヤらしい。(イヤらしい=不愉快な感じ=昭和の古語)「金メダルに恋した14歳」なんて、聞いていて気持ちが悪い。(選手本人はどう思うか判りませんが)名言でも何でもない。
思い起こせば、初めて絶叫アナとして認識したのは古館伊知郎。それまで静かに伝えていたF1中継が、彼の絶叫中継で途端に五月蠅くなりました。F1の轟音も彼の声に消されて何も聞こえません。しかもドライバーに変な渾名を付けて("妖怪通せんぼジジイ"と呼ばれたベテランドライバーもいた)、セナ選手以外を悪役に仕立てるというプロレスのようなF1。まあ面白かったけれど、その後のアナウンサー達が、彼の真似をして絶叫していたのには辟易しました。
そろそろ民放のスポーツ実況も平成の絶叫スタイルを止めて、NHKのような冷静でクールな中継をして頂きたいと思います。

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