神が宿るところ

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田村将軍試し切りの石

2016-10-08 23:01:49 | 名石・奇岩・怪岩
田村将軍試し切りの石(たむらしょうぐんためしぎりのいし)。
場所:秋田県仙北市田沢湖生保内。国道46号線「野中」交差点の東、約520mの交差点から北へ(「田沢湖駅方面」)、国道341号線の旧道(現・国道341号線の1本東側)を約2.6km進み、「(株)高橋鉄工所」の向かい側の道に入る(東へ)。道なりに約300m進んで、道が二岐に分かれるところで右手に進む。この道が「林道黒沢野線」で、未舗装路になるが、直ぐ(約20m)。駐車場なし。
この石は、延暦16年(797年)、征夷大将軍・坂上田村麻呂が東征の折、試し切りをしたというもの。この石は、長さ約4m、幅約2mの細長い石で、刀で斬られたかのようにザックリ割られている。もちろん伝説に過ぎないが、東北地方で最強の武人といえば、田村麻呂将軍なのだろうな、と改めて思う。


写真1:「田村将軍試し切りの石」標柱。石は、奥の樹木の陰。


写真2:石と案内板


写真3:「田村将軍試し切りの石」


写真4:近くにある石祠。「田村将軍試し切りの石」との関係は不明。面白いと思ったのは鳥居の形。秋田県内では笠木に素木の丸太を使っているのをよく見かける。その場合、木の根側が太くなるのだが、これはどうやら金属製らしいが、あえて素木丸太の鳥居を模して造られているようだ。
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