眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

雨と地下街

2023-06-08 19:02:00 | コーヒー・タイム
 雨の日に人混みを歩き続けるのはストレスになる。道が広いところならそうでもないのだが。しばらく歩いて地下街に降りて皿うどんを食べた。1050円。それなりに空腹が満たされた。300円くらいで作れそうだ。もうちょっと熱がほしかった。地下街の中にはそれなりの数のカフェがあって、その中から選べることは幸福だ。気づくとなくなっていた店もあり、新しくできた店もあるようだ。店によって色々と個性があって面白い。少し場所が変わるだけで客層も微妙に違っているのも不思議だ。それは何によって決まるのか。ふとそのようなことを考えていた。

 気持ちのよい接客をする店には、気持ちのよい接客を求める客が足を運ぶ。気持ちの悪い接客をする店には、神経の図太い客、七難八苦を求める客が足を運ぶ。快適な空間を提供する店には、快適な空間を求める客が足を運ぶ。不快な空間を提供する店には、七難八苦を求める客が足を運ぶ。駅が近い店には、駅で働く人々、駅前留学生等が足を運ぶ。天井の高い店には、伸び伸びとした人が、くつろぎやすい店には、くつろぎを好む人が、ケーキセットがお得となれば、ケーキ好きの人が足を運ぶだろう。

 電源が完備されていれば、電源を求める人が足を運びそこにPCをつないでパソコン通信を始め異国の人、あるいは星を跨いで交流を試みようとするように、それぞれの興味・関心がマッチアップされて、それが客層と言われるようなものを形成しているのかもしれない。クレバーは難波の西寄りに位置し店内には様々なタイプの席がある。10年以上も前からあり、開店当初からの白を基調とした店の雰囲気はそう変わっていないようだ。かつて喫煙ルームだった奥側は、その名残もあって少し雰囲気が違っているようにも感じられる。カウンター席の椅子は脚が高いため、じっくりと腰を落ち着けて利用するには少し不向きかもしれない。

コメント
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