
「レ・ミゼラブル」 トム クーパー監督 英 □
日本でも上演されたミュージカルを映画にしました。ユゴーの原作にミュージカルで有名になった楽曲をそのまま使い、その上、映画ならではの演出が加わり今年の洋画界1、2を争うすばらしい作品となりました。主役のジャン バルジャン(ヒュー ジャックマン)とベジャール警部(ラッセル クロウ)との攻防は見ごたえがあります。誰かに救われること、許されることで人間は変わるのだというメッセージが伝わります。また、後半の社会を変えようと学生たちが蜂起する場面も感動的です。
タバコですが、煙はあまり映らなかったもののパイプを持つ人が何回か登場しました。主だった登場人物は吸っていなかったので□です。
さて、2012年の映画評も最後となりました。タバコ問題でさまざまな場面で闘っているみなさまに来年に向けてこの映画のラストの言葉をそのまま贈ります。
「明日は来る!」
1年間ご愛読ありがとうございました。
2013年もお楽しみに。