「ショウタイム7(セブン)」 渡辺一貴監督 ◯
韓国映画「テロ・ライブ」が原作です。
ラジオの生放送中にかかってきた爆破予告電話を自分が失った出世のチャンスに利用しようとして、降格されたテレビ報道番組ショータイム7の元キャスター折本(阿部寛)が犯人との交渉に挑みますが・・・。
冒頭では電力会社と自由党との癒着が表に出ていたはずで、犯人もある事故の関連で総理の謝罪を要求していたのですが、それがいつのまにかすり替わってしまっていて(ネタバレ厳禁のためこれ以上具体的にはできませんが)ちょっと残念でした。
主演の阿部寛の一人舞台と言ってもいい胸から上だけですが場面ごとに表情が豹変し大活躍でした。
この作品が教えてくれるのは番組のMCをしている人はかなり自由に、悪く言えば勝手に思い通りのことができるらしい、ということです。つまり今話題のあの事件のあの人も、別の番組のあの人も・・・。ってことですかね。
警官役の安藤玉恵が良かったです。
タバコは、なし。無煙です。