「バイプレイヤーズ もしも100人の名脇役が映画を作ったら」 松居大悟監督 ○
田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一が本人役で登場するテレビドラマの劇場版です。
映画撮影所「バイプレウッズ」では今日も各スタジオで撮影が進んでいます。そんな中「濱田岳」監督の濱田組だけは次々トラブルが発生し5人いたスタッフも濱田と時生(柄本時生)ふたりになってしまいました。その上主役の「カンパネルラ」役の犬も逃げ出し、しかたがないので撮影所に住んでいる「風(ふう)」を代役に抜擢しなんとか撮影を続行するのですが・・・。
撮影されている作品がそれぞれパロディが効いていて笑えます。「映画ってこうやって作るのね。」という素人さんには面白い場面もたくさんあります。今作は脇役が主役ですが次回は大道具さんとか衣装さんなどのスタッフの物語も面白そうです。原作は真藤順丈の「七日じゃ映画は撮れません」しかないけど・・・。
ところで、この作品に登場しなかった俳優さんは「共演NG」が誰かとある人?
パンフレットを買ってじっくり眺めやっと顔と名前が一致した人が多数いました。映画界にある意味では貢献しましたね。
ネタバレですが、大杉漣さんはみんなに愛されていたんですね。あの場面は泣けた。というか、あの場面のための映画だったのかな。それはそれでいいけれど。
タバコは、なし。無煙です。(○) 身体にそれぞれ爆弾を抱えている俳優さんにタバコを吸わせたら「ドカン!」となりかねませんね。これからも俳優さんは命があってこそ、喫煙場面はなくしましょう。
スタジオの場面で禁煙マークが何度も映りました。