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「真実」 是枝裕和監督 仏日合作 ☓☓☓
カトリーヌ ドヌーヴとジュリエット ビノシュを迎え是枝監督のオリジナル脚本で母と娘の確執と和解を描きました。
大女優のファビエンヌ(カトリーヌ ドヌーヴ)が自伝を出版したお祝いにアメリカで暮らす娘リュミール(ジュリエット ビノシュ)が夫(イーサン ホーク)と子どもを連れて母親の元を訪れました。自伝を読んだリュミエールは「書くべきこと」が書いていないため母親を責めます。一方ファビエンヌの秘書も「自分のことが一行も書いていない」ということで、故郷に帰ってしまいます。リュミエールは秘書代わりとなってしばらくファビエンヌの撮影現場に付き添うのでした。
映画の中で撮影されている母親と娘を主人公にした物語が現実の母と娘の問題を浮き彫りにし落ち着くところに落ち着くという、めでたしめでたしの内容です。
それぞれの記憶にはズレが有り誤解したまま大人になってしまうことも仕方がないことですが、できればこのふたりのように自然に誤解が解けるチャンスが有るといいのですが。
時間の都合で日本語吹き替え版を観てしまい、主人公二人の女優の日本語に馴染むまでしばらく戸惑いを感じました。
タバコは、カトリーヌ ドヌーヴがたびたび喫煙していました。あの齢であの体での喫煙は命がけですね。