
「ウェディング・ハイ」 大九明子監督 ✗✗✗
結婚式をする二人とブライダルプランナーのさまざまな葛藤や奮闘をコミカルに描きました。
石川彰人(中村倫也)と新田遥(関水渚)は迷いながらも結婚式と披露宴をすることにします。そして担当となったのが、自身の結婚式の担当者に憧れブライダルプランナーとなった中越(篠原涼子)でした。安さに釣られて延長はできない昼食時間に設定したもののお互いの上司のスピーチが長引きその上予定した出し物はカットしないという難題に中越は対応を迫られるのでした。その上、新婦の元カレ(岩田剛典)や怪しい男(向井理)まで現れるのでした。
脚本はバカリズムで結婚式をどうするかという二人のやりとりの中で彰人の陰の声が本音を表していて面白かったです。結婚式という特別なイベントにいい意味で右往左往する人々が笑えました。コロナ以来あまり話題にならないのがちょっと残念ですね。
タバコは、新郎の友人が集まるバーのマスターが喫煙者で客の相手をしながら自分も喫煙しました。その上自慢は「ボーイスカウトで鍛えた投げ縄」らしいのですが、ボーイスカウトって禁煙指導していないらしいです。時代遅れですね。また、喫煙所で関係者が4人並んでの喫煙シーンが多くまたやたら長く大変不愉快な作品でした。高橋克実さんなんてあまり吸わせるとちょっとまずいのでは。