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「名探偵ポアロ ベネチアの亡霊」 ケネス ブラナー監督 米 ◯
アガサ・クリスティーの探偵小説「ハロウィーンパーティー」を映画化しました。運河が美しいベネチアの古い館で孤児を招いたパーティーの晩、この館で起きた亡霊による殺人で亡くなった若い娘の言葉を聞くため霊媒師(ミシェル ヨー)の降霊会が開かれます。そのトリックを見破るため小説家に誘われポアロ(ケネス ブラナー)も訪れるのでした。
原作がアガサ・クリスティーですからつまらない訳はなくそれなりに楽しめます。カギを握る医師の息子役が落ち着いたいい演技を見せていました。
ただ、謎解き以外の笑いとか、恐怖ではないお楽しみの場面があるとより面白い作品になるのではないかと思います。監督、灰色の脳細胞をもっと活用してね。
タバコは、なし。無煙です。