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「ボヘミアン・ラプソディ」 ブライアン シンガー監督 ☓☓☓
ロックバンド「クイーン」のヴォーカルで1991年に45歳の若さで亡くなったフレディ マーキュリー(ラミ マレック)の半生を描いたドラマです。現メンバーが音楽を担当し、フレディ自身の音声も加えられ名曲の数々が紹介されます。音楽ドラマとしても楽しめますが、それだけでなくパキスタン人であることや、口元のコンプレックス、そして複雑な性的嗜好などのフレディが抱えていたさまざまな苦悩を描きました。
ラストのライブエイドはクイーンを知らず、そのうえロックファンでなくても感動する21分です。まさに音楽の力です。クラシック界のモーツァルトを描いた「アマデウス」と並ぶ音楽映画の名作です。
タバコは、主役やメンバーが喫煙します。(☓☓☓)ただ、あの時代を描いていますが、ライブハウスなどの群衆の中では煙はなく、受動喫煙の被害は限定的でした。