無煙映画を探せ  

映画のタバコシーンをチェック。FCTC(タバコ規制枠組条約)の遵守を求め、映画界のよりよい発展を願うものです。

ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー

2018-07-23 | 2018外国語映画評


「ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー」 ロン ハワード監督 米 ◯

 「スターウォーズ」シリーズの登場人物関連物語(いわゆるスピンオフ)の2作目です。
 ハリソン・フォードが演じたハン・ソロの青年時代を描きました。
 犯罪が横行する貧民窟で育ったハン(オールデン エアエンライク)は、窮地を脱するため帝国軍の兵士に応募します。その後、犯罪組織と関わることになり、無理やり引き裂かれた恋人と再会します。しかし、彼女は悪者の世界の人間になっていたのです。悪い親分をなんとか騙して彼女を取り戻そうと画策しますが、果たして成功するのでしょうか。
 メインストーリーではありませんが、おなじみのロボットたちや「宇宙船」、当然のことながら悪役も登場し、「スターウォーズ」ファンには嬉しい作品です。チュウーバッカとの出会いのエピソードなどは現代社会を反映していて単なる娯楽作品に留めない内容の深さを感じさせます。
 年に一度は「スターウォーズ」と、なんとなく恒例行事のようになってきました。面白い作品群ですが、どうしても「ウォーズ」から離れられないことが平和主義者としては「なんだかなあ~」の気分でもあります。
 タバコは、なし。無煙です。


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無限の住人

2018-07-16 | 2018日本語映画評


「無限の住人」(機内にて) PG12(2017) 三池崇史監督 ☓

 人気時代劇コミックの実写映画化です。
 「人斬り万次」(木村拓哉)は最愛の妹を殺され生きる意味を失ったとき、奇妙な老婆から不死身の体(無限)を与えられ死ねなくなります。そんなとき妹によく似た少女凛(杉咲花)から仇討ちの助っ人を依頼されます。そして暗殺集団との戦いが始まるのでした。
 三池監督らしい血糊の大盤振る舞い作品です。「傷」の特殊メイクがなかなかリアルでよくできていました。
 タバコは、予想通り木村拓哉がキセルを2回吸いました。(☓)


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ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル

2018-07-16 | 2018外国語映画評


「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」(機内にて) ジェイク カスダン監督 米 ◯

 1995年の大ヒット映画「ジュマンジ」の現代版続編です。
 居残りで片付けをさせられている4人の高校生がゲーム「ジュマンジ」の世界のとりこまれてしまいます。その上男女、性格、体つきすべてが大きく変わってしまっています。それでもなんとか知恵を使いそれぞれの得意分野を生かして「ジュマンジ」の難題をクリアしていくのですが・・・。はたして無事元の世界に戻ることはできるのでしょうか。
 笑わされながらも「仲間を信じて力を合わせる」ことの美しさを実感させる前作に負けない秀作です。
 タバコは、なし。無煙です。


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ブラックパンサー

2018-07-16 | 2018外国語映画評


「ブラックパンサー」(機内にて) ライアン クーグラー監督 米 ◯ 

 マーベルヒーローの新しいキャラクター「ブラックパンサー」を主役にその生い立ちを描いた作品です。
 アフリカのあるところに世界には秘密にヴィブラジウムという貴金属を大量に保有するワガンダという国がありました。国王の死去に伴い新国王はすべての民族が集まり最も強い者が選ばれます。ティ チャラ(チャドウィック ボーズマン)が王になりますが、ワガンダのヴィブラジウムを狙うスパイたちが暗躍し新王の前に立ちはだかるのでした。特殊金属のスーツと爪を武器に王はブラックパンサーとして戦いますが・・・。
 アフリカ系の人々に熱狂的な支持を受けた作品ですが、まさにブラックのパワー全開です。
 タバコは、なし。無煙です。


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焼肉ドラゴン

2018-07-16 | 2018日本語映画評


「焼肉ドラゴン」 鄭義信監督 △

 鄭義信監督が書いた人気戯曲を自身が初監督で映画化しました。
 1970年、大阪万博に湧く大阪の片隅に食堂「焼肉ドラゴン」はあります。朝鮮半島から徴用で日本に連れてこられた店主と韓国人の妻、そして3人の娘、高校生の息子がにぎやかに暮らしていました。もっとも息子の時生は話すことを止めていましたが・・・。娘たちにはそれぞれワケありの恋人がいたり、言い寄ってくる男がいたりと・・・。そんな中、次女(井上真央)と哲男(大泉洋)が結婚します。しかし、実は哲男は長女(真木よう子)が本当はすきなのです。そして悲しい出来事が起きるのでした。
 子どもの世界でも大人の社会でもイジメはあり、ヘイトがあります。泣かせる場面もたくさんありますが、やはり「舞台を映画にした」という印象は拭いきれませんでした。「シネマ歌舞伎」のように「シネマ演劇」にしたほうがすっきり楽しめたかもしれません。
 ネタバレになりますがラストの3姉妹の行く末が、「宗家の三姉妹」を彷彿とさせました。朝鮮半島の人々のエネルギーを感じさせる作品です。
 タバコは、常連客の宇野祥平が目立たなく喫煙していました。(△)目立たないけれど宇野は喫煙露出の多い俳優の一人で、名脇役の一人なだけに健康が心配されます。


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天命の城

2018-07-13 | 2018外国語映画評


「天命の城」 PG12 ファン ドンヒョク監督 韓国 ◯

 1935年に韓国と清国都の間に起きた「丙子の役」を題材にしたキム フンの小説をイ ビョンホンを主役に映画化しました。
 朝鮮へ進行した清軍の攻撃を避け、王と朝廷は南漢山城へ逃げ込みました。しかし、寒さは厳しく外へ出ることもできず、その上食料は限りがあり進退窮まった絶体絶命の中、「和睦の道を選ぶべき」と主張する大臣と「全員が死ぬまで闘うべき」という大臣とが対立します。和睦の道を探るため交渉にむかうのですが・・・。
 大臣同士の議論が面白い作品です。どこの国のいつの時代でもこれくらい真摯に議論を尽くしてくれる議員がいるといいのですが。現実を考えると羨ましくもなります。また、国民の命を守るためにひざまずくことをいとわない国王もりっぱです。
 戦闘シーンがあり、PG12になっています。
 タバコは、なし。無煙です。


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ただ今、休業中

2018-07-05 | 2017年無煙映画大賞
7月13日から営業を再開します。

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