2021年上映の無煙映画各賞を発表します。
**2021年無煙映画賞各賞と推薦理由**
<作品賞> 「梅切らぬバカ」 和島香太郎監督
<主演俳優賞> 内野聖陽 「劇場版 きのう何食べた?」中江和仁監督
<特別賞> 「パンケーキを毒見する」 内山雄人監督
<アニメ賞> 「竜とそばかすの姫」 細田守監督
<ストップスモーク賞> 「いのちの停車場」 成島出監督
<外国語映画賞>「アメリカン・ユートピア」 スパイク リー監督
推薦理由
<作品賞> 「梅切らぬバカ」 和島香太郎監督
老いた母親(加賀まりこ)と知的障害がある息子(塚地武雅)が暮らす古い家の隣に引っ越してきた家族との多少ギクシャクしながらもお互いに理解しようと歩み寄る姿を描きました。
善人だけではない社会の厳しさや誤解が起こすいざこざなども描かれ考えさせられる作品です。
<主演俳優賞> 内野聖陽 「劇場版 きのう何食べた?」
おなじみのテレビドラマの劇場版です。山本勘助役風のイメージが強い内野がゲイの役を生き生きと演じています。ゲイカップルの悩みはあれこれありながらも美味しい夕食を二人で食べる時間を大切にする姿は生きる基本です
<特別賞> 「パンケーキを毒見する」内山雄人監督
第99代内閣総理大臣菅義偉の経歴からポーカーフェイスに隠された真実の姿をあぶり出したドキュメンタリー作品です。社会派映画というととかく難しい内容になりがちですが、アニメなどを使いわかりやすい政治エンタメ作品となりました。
<アニメ映画賞>「竜とそばかすの姫」細田守監督
母親の死がショックで歌えなくなった少女が仮想社会の中でアバターを使って歌えるようになり大ブームを起こします。そして近くで救いを求める「竜」を探すという、現代社会の闇を含みながらも美しく描きました。
<ストップスモーク賞> 「いのちの停車場」 成島出監督
女性医師役の吉永小百合が末期がんの患者(小池栄子)がタバコを吸おうとしたときに「吸わないで」と止めるセリフがありました。タバコは出ますが喫煙を止めるのを評価したいと思います。
<外国語映画賞> 「アメリカン・ユートピア」スパイク リー監督
デビット バーンのブロードウェイのショーをスパイク リー監督が映画として再構成しました。様々なアイデンティティのアーティストがひとつになって舞台上を楽器を演奏しながら歌い踊り社会の問題をも問いかけるパフォーマンスは日本では決して実現しないショーです。一生記憶に残る映画です。
*汚れた灰皿賞(モクモク賞)
・「ドライブ・マイ・カー」PG12(濱口竜介監督 ビターズ・エンド)
・「キャラクター」PG12(永井聡監督 東宝)
・「ボクたちはみんな大人になれなかった」PG12(森義仁監督 ビターズ・エンド)
**2021年無煙映画賞各賞と推薦理由**
<作品賞> 「梅切らぬバカ」 和島香太郎監督
<主演俳優賞> 内野聖陽 「劇場版 きのう何食べた?」中江和仁監督
<特別賞> 「パンケーキを毒見する」 内山雄人監督
<アニメ賞> 「竜とそばかすの姫」 細田守監督
<ストップスモーク賞> 「いのちの停車場」 成島出監督
<外国語映画賞>「アメリカン・ユートピア」 スパイク リー監督
推薦理由
<作品賞> 「梅切らぬバカ」 和島香太郎監督
老いた母親(加賀まりこ)と知的障害がある息子(塚地武雅)が暮らす古い家の隣に引っ越してきた家族との多少ギクシャクしながらもお互いに理解しようと歩み寄る姿を描きました。
善人だけではない社会の厳しさや誤解が起こすいざこざなども描かれ考えさせられる作品です。
<主演俳優賞> 内野聖陽 「劇場版 きのう何食べた?」
おなじみのテレビドラマの劇場版です。山本勘助役風のイメージが強い内野がゲイの役を生き生きと演じています。ゲイカップルの悩みはあれこれありながらも美味しい夕食を二人で食べる時間を大切にする姿は生きる基本です
<特別賞> 「パンケーキを毒見する」内山雄人監督
第99代内閣総理大臣菅義偉の経歴からポーカーフェイスに隠された真実の姿をあぶり出したドキュメンタリー作品です。社会派映画というととかく難しい内容になりがちですが、アニメなどを使いわかりやすい政治エンタメ作品となりました。
<アニメ映画賞>「竜とそばかすの姫」細田守監督
母親の死がショックで歌えなくなった少女が仮想社会の中でアバターを使って歌えるようになり大ブームを起こします。そして近くで救いを求める「竜」を探すという、現代社会の闇を含みながらも美しく描きました。
<ストップスモーク賞> 「いのちの停車場」 成島出監督
女性医師役の吉永小百合が末期がんの患者(小池栄子)がタバコを吸おうとしたときに「吸わないで」と止めるセリフがありました。タバコは出ますが喫煙を止めるのを評価したいと思います。
<外国語映画賞> 「アメリカン・ユートピア」スパイク リー監督
デビット バーンのブロードウェイのショーをスパイク リー監督が映画として再構成しました。様々なアイデンティティのアーティストがひとつになって舞台上を楽器を演奏しながら歌い踊り社会の問題をも問いかけるパフォーマンスは日本では決して実現しないショーです。一生記憶に残る映画です。
*汚れた灰皿賞(モクモク賞)
・「ドライブ・マイ・カー」PG12(濱口竜介監督 ビターズ・エンド)
・「キャラクター」PG12(永井聡監督 東宝)
・「ボクたちはみんな大人になれなかった」PG12(森義仁監督 ビターズ・エンド)