「対外秘」イ ウォンテ監督 韓国 ☓☓
1992年の韓国が舞台の政治闘争を描いています。
釜山では選挙を前に地元出身のヘウン(チョ ジヌン)が立候補の準備をしていました。ところが権力者のスンテ(イ ソンミン)は自分の思い通りになる候補者を突然公認します。ヘウンは裏切りに対し無所属で立候補するため開発候補地の極秘情報を入手しヤクザのピルド(キム ムヨル)から資金の提供を受けます。ヘウンは当選確実かと思いますが・・・。
現金による買収や信じられない投票箱のすり替えなどの犯罪だけでなく殺人事件まで犯してしまいます。現金入り封筒は日本でもたまに噂になりますが、投票用紙のすり替えはありえませんが、この映画を見ると「もしかして可能か?」と思えるほど巧みです。民主主義そのものの危うさを問う作品です。
タバコは、ヤクザ役が度々喫煙、その他では主役のヘウンがいつもは吸わないのに行き詰まったときに外で喫煙をする姿がありました。