
「名も無き世界のエンドロール」 佐藤祐市監督 ✗
行成薫原作の小説を岩田剛典と新田真剣佑のダブル主演で映画化しました。
小学生の頃から家庭環境が似ていたせいか仲良しだったキダとマコトとヨッチは高校生になった頃ヨッチとマコトが付き合い始め、キダはふたりを応援する立場になりました。おとなになってキダとマコトは車の修理工場で働いています。そこへ「犬を轢いて傷ついた高級車」を運転していた美しいわがままな女リサが登場したところからドラマは動き始めます。
数年後、リサに近づくためマコトは表の世界で社長となり、キダ(岩田剛典)はマコト(新田真剣佑 あらた まっけんゆう)を社長にするために影の仕事をする裏社会でのし上がります。二人が果たそうとしていたこととは・・・。
ネタバレになってしまいそうで詳しくは書けませんが(この作品の場合ネタバレ厳禁)、悪いことをしたやつはもっと深く反省する環境を与え本当に「悪いことをしてしまった」と悔いる時間こそが「罰」になるのではないかと思います。命の終わりで犯罪を終わりにすることに何か意味があるのか・・・。娯楽映画ですがそんなことも考えさせられる作品です。佐藤祐市監督の作品なので明るく楽しいドラマかなと期待していましたがちょっとしたサスペンスでした。
タバコは、修理工場で岩田が何回か喫煙しました。(✗)