
「愛しのフリーダ」 ライアン ホワイト監督 米英 △
ビートルズの誕生から解散までフリーダ ケリーが秘書兼ファンクラブの責任者として過ごした10年を50年が立った今語るドキュメンタリーです。
1961年リバプールでタイピストの仕事をしていたフリーダは、ランチタイムに同僚に誘われキャヴァーンクラブにいって初めてビートルズの演奏を聞きました。いっぺんでファンになり毎日通うようになったのです。それがきっかけで17歳のフリーダはビートルズの秘書兼ファンクラブの責任者となりました。
ファンレターには一枚一枚返事を出していたうえに、マネージャーのブライアンからサインのゴム印を作るようにいわれたけれど、それにはメンバーも反対します。なんとすべてサインは手書きで行っていたと言うエピソードは彼女やメンバーの誠実さを表していて、だからこそリバプールから世界のビートルズにまで成長することができたのではないかと思いました。
期待したほどビートルズナンバーが流れずカバー曲ばかりだったのがちょっと残念でした。
タバコは、過去の写真や映像で何回かちらりと映っていましたが、現在の場面では無煙でした。(△)