
「破戒」 前田和男監督 ☓☓
過去に何度か映画化されている島崎藤村の小説を再映画化しました。
被差別部落出身の瀬川丑松(間宮祥太朗)は父親(田中要次)から「絶対に出自を明かすな」という戒めを受け村を出ました。教員となった丑松は下宿をしているお寺にいる士族出身の志保(石井杏奈)とはお互いに心を寄せていましたが決して口にしてはいけないという戒めと葛藤していました。一方丑松の出自について学校内で噂されるようになってしまい、その上尊敬する被差別部落出身の思想家が暗殺されてしまい、ますます丑松は苦しい立場に追い込まれるのでした。「戒めを破る」ことはできるのでしょうか。
「差別」の問題はいつの時代にも存在しますが、この作品は「東京リベンジャーズ」での間宮の美しい横顔に魅せられた関係者が間宮の出世作にするために企画した、のではないかと思えるほど間宮のアップが多く確かにこの作品の髪型でも映像に残したいと思うほど美しかったです。ライバルが霞んでしまいました。
タバコは、周囲で度々喫煙していました。主役は喫煙せず。