この大会を、ここまで参加させて頂いて思った事は、やはり学校単位でのチーム編成のルールに尽きると思う。
自分自身も、職場というクローズドされた環境でしたが、交流が主目的の立位置から5名編成のチーム戦を経験した事もあり、個人戦とは別の感覚で団体戦の楽しさ、何と言ってもチームとして勝つ為の戦略など考えジャンルとして楽しかった思い出を持っています。
会場も大阪の一流ホテルで、プロの先生も多く参加され主催の偉い方からの挨拶から始まる大会に出られた経験は、今後の展開に大きく後押しになると思います。
小学生の部に限ると、参加者の棋力は有段者から級位者で有段者の子も個人戦だったら全国まで届かない子もいたと思うし、級位者ならもっと遠い道のりだが、ここが学校単位の良いところでプラチナ・チケットが手に入る事になっている。
将棋を普及する事の意味で、学校単位の参加ルールは最適ではないだろうか。
今回はラスト・チャンスのコータ@リーダーが、同級生で興味のあるイツキ君を誘いこみ将棋教室の後輩のヒロ君とチーム編成を考え代表権確保に向けて努力されました。
こんな経験が、将来いろいろな立場になった時に活かされて来る事なのだろうと、これだけでも大きな収穫だったと思います。
誘われてゆらゆら~~のイツキ君@去年の10月から登場の子が大きく化けてしもうた。(笑)
将棋に真摯に取り組んで居られる時期を、個人見解として「将棋の神様と会話している時期」と勝手に表現してますが、まさにイツキ君は、そんなひろし神様に騙されたのだろうか(笑) 情熱は現在教室で一番では無いだろうか、これもこの大会が無ければ出会えなかった縁(えにし)であっただろうし何より本人が強くなりたいと求めて居る事が素敵です。
ここまで来ると、飛騨古川起し太鼓の「水」の存在も意識せねばならぬのか・・・これを嬉しい誤算というのか。
力をゆっくり溜めこんでいるヒロ君が、大阪の連盟道場へ初めて行ってから変わった感じがする。
たぶん、この子にとってブレーク・スルーが起きているのなら、この大会の参加と本家の道場へ行った事だろう。
飛騨支部の先輩達も、〇〇さんとの出会いで、この将棋大会に参加してから今に至っていると振りかえられる方々が居られます。
こうやって、飛騨支部からの続く伝承と、公益団体となった将棋連盟の方針が相互に共有・共鳴しながら活かされる様に続く事を願っていますが、我も願うだけではなく弱者の一手・一歩になればと改めて思う大会でした。
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