同胞(はらから)

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「いけしお作戦」

2012-07-29 09:29:38 | 雑記

つづき。

数手進んで上の図、対振り飛車に右四間以外指したのは初めてだったと思えるので、ここまで行けば良しとしなければいけないかもしれない、棒銀を捌いて調子良い様にみえるが、ここでは振り飛車の手の内に入っているようだ。

この局面が「次の一手」問題だったら△3七歩を多くの人が当てるだろう返し技があり、居飛車苦しい展開が予想される。

実戦は、△3五同銀と取り▲同飛△3四歩として局面を治めて、手持ちの角で飛車を責める展開にした。(子どもは直線コースが得意なので、あえて複線コースに誘うオジサン流にしてみた。)

43手目は定跡手で互角、55手図は後手有利なので、この間指した6手で形勢が傾いた事になる。

この辺りをしっかり振りかえれると、強くなるのにスピードがアップしそうです。


 

バーサスが終了して少し時間があったので、矢倉のお勉強で図の様に▲6六歩と最近のプロの矢倉の手の意味の裏側を少し説明する。

角道を止めたので、先手からの攻撃は今は出来ない。

後手は、角道が通っているので急戦を仕掛ける事ができる。

・急戦棒銀 ・右四間 ・米長急戦 ・渡辺竜王で有名になった△5五歩など、リュウ君は必ずこうなると急戦で仕掛けて来る、彼の中には角替りの将棋がDNAになっているようだ。

リョウセイ君なら、普通に本矢倉にするだろう、最近は矢倉も自信がある様子です。

時間が少なかったので、・急戦棒銀 ・右四間 の触りを少し説明してみた。相手の駒の動きを見て自分が何を動かせば良いか、この辺のフォーメーションが身に着くと更なる進化が期待できそう。

 

ちなみに、この局面から激指四段にセットして先手・後手と互いに指して勝率五割なそうな・・・・・・・。

本線ルートに入れば強い、ここから戦って管理人は勝てそうに無い気がする。(汗)

ここまでのリンクが完成するまで、コツコツ行きましょう。

 

 

さて、このレベルに達したらどうしましょうか。

コードネーム「いけしお作戦」

前回の「朽木倒し」のように成功するだろうか・・・・・・(謎)


 

日曜日は、低級位者グループが集まる「将棋教室」の日。

何かひとつ身に付けて、帰れると良いですね。

レポートは、明日アップ予定。

 

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新しいスタート

2012-07-29 00:28:08 | 雑記

28日~31日まで、例会・教室・青年の家合宿と夏休みイベントが続く。

土曜例会で、フォーム改良中のコータ君とVSの一戦、野球で例えるなら直球でタイミングを合わせて居るとカーブが打てないので、カーブにタイミングを合わせて直球が来ても打ち返せる様に3段~5段クラスへ向けての第一歩が始まりました。

本局は、振りアナの管理人に対して急戦から棒銀を仕掛けて来た図。

駒がぶつかって、角が交換された局面になった。

ここら辺から中盤まっ盛りになり、一番楽しく難しい局面になって行く。

本譜▲8八角と自陣角を放たれたが、この手はどうだったのだろうか、こちらも△3三角としたが飛車がよろけて角を成らせてから△3三角とした方が効率的な感じがする。

こういう感覚は、飛車を振らないから判らないが、指しこなせれば楽しいでしょうね。

さて、前の図で最善手というか、どんな方針で進めれば良いのだろうか、こちらを持っても急戦棒銀は指さないので、さっぱり判らない。(涙)

 

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