若先生が、長野から友人と一緒に参加して下さいまして、後片付けまで手伝って貰いました。
で、館内のレストランで、お茶していると当然ながら詰将棋の話になり、いろいろ詰将棋に技があり話を聴いていると、まるで定跡手順の要領で、その作家の作意が現れて来る。
達人の域に達すると、作品を観ただけで作者が判るらしい。
それで、易しい問題から段々進化して行く過程を説明してもらい、究極の看寿賞を取った作品を出してもらい、玉方の受けの妙手に暫し堪能した。
「行き詰まり氏 作」
上の作品は3手詰で受賞作だから、なにか凄い手が隠れているのでしょうね。
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ところで、この作品は昨日話題となった、バッテリー搭載は受けにくいにもなって居る。
☆バッテリー搭載とは。
例えば、こんな局面で▲3二歩成とは行かないで、
じっと、3三の歩を守りながら、次に▲3二歩成とすると開き王手・両王手などが掛かる局面にして、次が怖いですよと力を溜める手だそうです。
ところで、畠山先生は指導対局に入られる前の少しの時間、控室で「うっかりで失礼な手を指すといけないから」と詰将棋を解いて、脳を活性化されていました。
プロほど、セオリーに忠実と聞く所ですが、まさにその通りでした。