資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

教育ITソリューションEXPO

2015年05月23日 | 中小企業診断士資格とその活用

  

 都心に仕事があるため、ついでにと、ビッグサイトの教育ITソリューション展に行ってきた。この手の展示会は、世の中の新しいトレンドを実物で確認できるため、中小企業診断士としても、アイディアのひらめきに実に役に立つ。

 私がおや、と思ったものを紹介する。Eラーニング会社の「JMOOC」ネット講座が無料で学習できる。今度やってみよう。

 

 発音力検定、発音用ソフトの普及にためにできた資格だ。普及するかな。

 

 車の整備のためのトレーニングセット。実演をしてもらった。実演が終わって思わず拍手。製造業のトレーニングも、ガス事業の配管と同じようだ。

 

 エプソンのプロジェクター、電子黒板と兼用になっている。これは面白い、使えそうだ。講座の際は、たいてい、プロジェクターと、ホワイトボードが両方置かれるが、これが一つでいい。ただしやや重く、価格も20万円。持ち運び用にはもう少し。

 

 人が集まっているのは、3Dプリンター。こちらは私もだいぶ詳しくなってきた。

 

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まんがでドラッカー理論を学ぶ

2015年05月22日 | 中小企業診断士資格とその活用
まんが 元自衛官みのり ドラッカー理論で会社を立て直す
クリエーター情報なし
宝島社

 ドラッカーと言えば、経営の神様だ。中小企業診断士の試験学習でもドラッカーは出てくる。このドラッカー理論は、かなり抽象的なのでどう解釈するかがか難しい。

  先日、コンビニに置いてあるマンガで面白いものを見つけた。ドラッカー理論を説明したマンガだ。ストーリーは、元自衛官の女性が、かまぼこ製造メーカーに入社し、社内を改革していく、というもの。

  その中で、目的の共有、リーダーシップ、顧客志向、弱みからチャンスを作る、イノベーション、脅威を克服する戦略などが出てくる。

 これ、マンガだから、内容が易しい。以前のベストセラー、高校野球の女子マネージャーが・・と同じ発想だ。でも手軽に読めるし、興味のある方は読んでみて下さいな。

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資格継続更新の季節

2015年04月23日 | 中小企業診断士資格とその活用

 今年も資格の継続更新の季節を終えた。資格には取得しただけでなく、更新する必要があるものがある。もちろん有料だし、一定の研修などの要件が必要なものもある。この季節になるといつも悩む。

 更新すると、その資格に関する研究会や講演会などの招待が来て、出席できる。知識もそれなりに増え、仲間もできる。そして資格名を名刺に書ける。初めてお会いする人には名刺に書くことで、それなりにメリットはある。費用がかかるのだけはデメリットだ。

 また、仮に更新を辞めると、費用はかからないメリットがあるが、当然名刺には書けない。これはデメリットだ。

 迷った挙句、結局更新したのは、中小企業診断士の5万円、AFPと事業継続准主任管理者が各々1万円。ITコーディネーターは昨年止めた。止めたが特段不便はない。協会からもう一度研修を受けて資格を取れ、というメールが来るが、これも高額だ。それと利き酒師も高額なためやめるつもりだ。

 他にも更新資格があったようだが、すぐには思い出せない。費用も掛かるため、天秤にかけて、整理していって、いつかは診断士だけにしたいと思っている。

  

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W杯で岡田監督が取った組織開発とは

2015年01月07日 | 中小企業診断士資格とその活用
組織開発ハンドブック―組織を健全かつ強固にする4つの視点
クリエーター情報なし
東洋経済新報社

 今年の中小企業診断士の理論研修で「組織開発」のさわりを学んだ。さらに学習するため上記の書籍を購入、ようやく読み終えた。

 第1章は、組織開発とは何か、第2章は架空の会社の悪い事例、第3章はベストプラクティス、そして第4章はいろいろな組織開発の手法である。

 そして開発のテーマは・ツールは、リーダーシップ、ビジョン、コーチング、チーム、ファシリテーション、バーチャルチーム、変化、コンフリクト、モチベーション・・と数多い。

 チームの項が印象に残る。チームはメンバリングとチームビルディングが必要だが、チーム目標や方針、コミュニケーションなど問題も多い。ワールドカップの岡田監督のチームビルディングも一例として登場する。

 アジア予選と本大会では、目標が一致せず苦労したそうだ。予選では、本大会出場が全員の目標だった。しかし、本大会では共通の目標がなく、バラバラの状態だった。そこで岡田監督は、本大会の途中で、1勝1敗1引き分けという新しい目標を設定して、チームビルディングをしたという。なるほど、そんなのが組織開発になるんだ。

 そういえば、私もサラリーマン時代、何度が組織開発に参加した。「サッカープラン」とか「イキイキライフ21」とか、へんてこな名前をつけて組織活性化運動をやった。もっとも「効率化」がメインだったようだが。退職前の最後の時期には、部門コーチングを大々的に研修した。あれも組織開発だったんだろう。

 しかし、この組織開発、幅が広すぎて、そのまま自分のコンサルタント業にするには、ちと厳しいな。

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生涯の学習習慣がポイントか

2015年01月04日 | 中小企業診断士資格とその活用
会社を強くする人材育成戦略 (日経文庫)
クリエーター情報なし
日本経済新聞出版社

 リクルートの役員の方が書いた本である。リクルートは人材育成に関する研究が進んでいる。例によって印象に残ったことを書く。

 独り立ちまでにかかる時間。リクルートの調査では、平均で3.4年、技術系の方が時間がかかり、5年程度。しかし企業の方はもっと早くしたいとして平均2.6年を望んでいる。独り立ちとは、与えられた仕事を一人で完結できる状態。

 もう一つ人材育成で印象に残ったこと。生涯の学習習慣を作ること。一流大学出身者は概ね優秀だ。これは、知識が豊富でなはく、「学習習慣」が付いているからだと。知識は陳腐化するが、学習習慣さえ持っていれば、必要なことは学べばいい。これは、私も全く同感だ。

 また勤務時間以外に学習行動を取っている人は、約40%。平均週4時間、年間200時間だ。年間200時間を生涯続けていると、取り返しのないほどの差になる。なるほど説得力はある。

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印税が少し

2015年01月03日 | 中小企業診断士資格とその活用

  

 私は、独立して3年半で、7冊の書籍を出版した。写真の一番左は共著の出版だが、残りの6冊は単著で一つの出版社である。その出版社から印税の計算書が届いた。少しだけど収入にはなった。

 左から二番目は、自費出版で、名刺代わり作ったものだ。まだ、年間数冊売れている。業界ものだから感謝、感謝。左から三番目は、もう出版して3年たち、問題集も旧くなっていて絶版である。従って販売実績もない。ただし、アマゾンでは1万円位の金額がついている。

 左から四番目と五番目は、2013年3月頃の出版、これも各数十冊売れている。そして2014年3月出版の問題集は、各数百冊の販売実績である。ただし、印税は通常販売金額の10%程度だから、実はたいした利益ではない。

 年1000万円の利益を手にするには、1冊1500円の本で印税10%とすると、年7万冊売れないといけない、生活するためには、7万部のヒットを毎年続けないといけない。こりゃ大変だ。日本でもよほどの有名人でないと、いないのではないか。阿川佐和子さんなどは100万冊以上だがこれは特別だ。

 今年の2~3月にかけては、実は問題集2冊と「受験前と合格後に読む本」1冊の合計3冊を一緒に出版する予定だ。これで出版実績は10冊になる。だいぶ名前も売れたからこれからは少し、ペースを落とすか。

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資格、高価な維持費用

2014年12月25日 | 中小企業診断士資格とその活用

 おもしろいブログを見つけた。「「誠ブログ」の予備校代だけじゃない・・」という記事(リンクのお願いをしたが返信がないため、各自検索してください)このページによると、国家資格取得後の維持費用の高さが書かれている。一例をあげると、5年間で、弁護士が約300万円、司法書士が約100万円、税理士、行政書士、公認会計士が各70万円である。この価格を見て読者の皆さんはどう思うだろうか?

 以前、資格取りたての弁護士は仕事がなくて、協会費用も払えないと聞いたことがあるが、弁護士の年会費は50万円くらいかかるようで、まんざら嘘でもない。

 中小企業診断士も書かれていて、5年間で3万円~50万円。こちらは診断協会に入会するか否かは任意で、さらに実務従事も診断協会の制度を使えば費用はかなりかかるが、自分で見つければ、ほぼ無料だ。私も初めは診断協会のを使っていたが、現在は独立して自分で見つけているため、維持費用は年5万円程度だ。ほかに研究会やマスターコースでかかっているがこちらも任意。

 さらにこのブログの著者は、診断士を持っているが、診断士を選んだ理由は、維持費用が最もかからないため、だそうだ。一理あるね。これから士業を目指す方、参考にしてくださいね。

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真説メラビアンの法則

2014年12月16日 | 中小企業診断士資格とその活用

 メラビアンの法則というのがある。プレゼンテーションの際には、言葉より態度が重要だ、という場合に引き合いにされる法則だ。しかし、その使い方がおかしいとは、時々言われていだが、自分もはっきりは知らなかった。日曜日の中小企業診断士のプロ講師養成講座で資料を戴いたので、その要点を書く。

 メラビアンの法則は、アメリカの心理学者が1971年に提唱した。いろいろな実験をやっているが、代表的なのは、顔の表情と、言葉。好感のことばDearや、嫌悪の言葉Terribleを、怒った声、優しい声で、両方の言葉を喋る。発声と印象は一致しない。その時、どのような感情で言葉を発したか、その印象を学生に尋ねた。

 その結果が、DearやTerribleという言葉より、怒った声や優しい声の方が伝わるとなったそうだ。他にもいくつか実験をやってその結果を総合すると、単語7%、声38%、表情55%と視覚情報のほうが、言語情報や聴覚情報より、正確に感情を伝えられた、ということだそうだ。

 結構ややこしいが、言語、視覚、聴覚が矛盾しているときに何を最も重視するかという場合に使う。例えば、ある人が怒りがこみあげているが、言葉は優しい、声も優しいときは、何が重視されるか、という場合、視覚情報を最も重視するそうだ。

 

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資格学習の革命が始まった!

2014年11月02日 | 中小企業診断士資格とその活用
速修テキスト〈1〉経済学・経済政策 (2014年版TBC中小企業診断士試験シリーズ)
クリエーター情報なし
早稲田出版

フェイスブックからニュースが入ってきた。それを聞いて、資格学習の根本が変わるような気がした。早稲田出版の中小企業診断士の学習本のことである。この会社は、TBC受験研究会の子会社?のようだ。

 どういう仕組みとというと、写真の書籍を購入する。普通の中小企業診断士の試験学習本だ。これを購入すると、例えば、経済学なら、約20時間の無料動画講座が見れる。つまり、テキストを買うと、無料で動画講座が見れ、いつでもどこでも、講座が見れるようになる。こちらが、早稲田出版のWebページだ。

  これはどういうことかというと、都心の一等地の資格試験教室や講師が不要(人数が少なくて済む)ということである。そして、高価な授業料が不要で、市販のテキストだけでいいということだ。

  どうも、出版の技術革新で低コストになったのと、動画の低コスト化が、これを実現した原因のようだ。amazonでは、このテキストが売切れ始めているという。そりゃ当然だろう。資格学習の革命が始まり、資格への道がグンと近くなったような気がする。

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サンケイはニッチャー

2014年10月26日 | 中小企業診断士資格とその活用
産経新聞
クリエーター情報なし
SANKEI DIGITAL INC.



 経営戦略では、フレームワークという考え方がある。戦略を考える際に、ある種の型にはめると考えやすいというものだ。そのフレームワークは様々なものが考え出されている。

 中小企業診断士の一次試験科目、企業経営理論でも、フレームワークを学習する。そのひとつに、「競争地位別戦略」というのがある。業界の会社が、あるポジションにあるとしたら、その戦略は類型化される、というものである。そのポジションというのは、リーダー、チャレンジャー、フォロワー、ニッチャーという類型だ。

 どんな業界でも適用できそうだが、今回は、今、話題になっている、新聞業界を考えてみる。リーダーとそれに対抗するチャレンジャーは、発行部数からいうと、読売新聞と朝日新聞だろう。どっちがどっちかわからないが、間違いない。その戦略はフル戦略、つまり特定の戦略を取らずに、全方向を目指す戦略だ。

 次に、フォロワーとニッチャー、フォロワーは、毎日新聞に、東京新聞。こちらの戦略は、リーダーやチャレンジャーの模倣をする戦略、そして低価格戦略だ。毎日の慰安婦記事など、今はさすがに違ってきたが、これまでずっと朝日を追っかけていた。東京新聞も同じだ。そして東京新聞は低価格だ。

 最後に、ニッチャー、これは、サンケイ新聞だ。こちらの戦略は、市場を狭くしてその世界では独壇場を目指す。慰安婦問題等は、主流である朝日の逆を行く、サンケイの独壇場だった。その逆が今は、主流になりつつある。ニッチャーの勝利になりそうだ。

 というわけで、この競争地位別戦略、自動車やビール業界、ガス業界など、どの業界でも使えますぞ・・

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三年後の夢

2014年10月22日 | 中小企業診断士資格とその活用
 10月20日で59歳を迎えた。還暦の60歳まであと1年である。診断士仲間である尊敬する方から、3年後の夢を描きなさいと言われたことがある。相すればその夢は叶うからと。その時はそんなもんかな、と思っていたが、誕生日を迎えて、その3年後の夢を描いてみた。三つのオンリーワンである。

 その夢は3つ。一つ目は、「資格を強みとする診断士業界のオンリーワン」になること。具体的には資格に関する本を出版すること。自費出版ではない、商業出版だ。資格ネタはだいぶ溜まってきたが、出版できるほど売れるか定かでななく、出版社が壁になって、なかなか進まない。何とかこれを突破したい。

 二つ目は、「ガス主任技術者資格のオンリーワン」になること。こちらはかなり近づいて来た。昨年、今年と新聞の連載を持ち、問題集も3年続けて出し、インターネット講座も2年続けた。そしてセミナーや模擬試験も数回実施した。

 最後の三つ目は、「ガス業界の管理者研修のオンリーワン」になること。私の研修商品はすでに7つほどあり、実績もだいぶできてきた。現在さらに拡大すべく、研修会社に売り込んでおり、これが成功すれば、また仕事も増える。

 振り返ってみれば、なぜそんなに沢山資格を取るの?、企業時代になぜ、そんなに君は頑張れるの?、どうして早期退職したの?と聞かれることがあった。それは、自分の夢をもって、それを実現したい、ということが答えだったような気がします。59歳になって振り返ってみると、「何歳になっても、夢を持つこと」が、大切なようです。
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東京診断士会秋大会

2014年10月19日 | 中小企業診断士資格とその活用
 昨日は、東京診断士協会の秋大会。このイベントは、春と秋に開催される。中小企業診断士試験は、1次、2次試験の合格者が、実務補修と言って、実際の中小企業を3社ほど診断・提言をする。これが終わると、経済産業大臣の登録をすることができる。

 診断士会の秋大会は、ちょうどこの時期に実施される。開催場所は市ヶ谷のTKPだ。第1部は新入会員歓迎会と東京診断士協会の概要説明、そして講演会。第2部は、研究会の紹介プレゼンと相談コーナー。第3部は支部説明会、最後は懇親会、最後だけは有料だ。

 第1部の講演会は、元プロ野球選手の項の河野博文氏。プロ野球の現役を引退してから、㈱げんちゃんという会社を興し、農業の従事している。私は遅れて行って、講演は聞けなかったが、農業経営の話のようだった。

 私は第2部の研究会紹介のプレゼンテーションと相談コーナーに参加。プレゼンテーションは、わずかに2分。2分間で「人財開発研究会」の紹介を行う。(写真はその様子。しゃべっているのが私)その後、相談コーナーと言って、研究会の説明を個別に行う、大学などの部活動の勧誘のようなものだ。5名で対応したが、秋大会は参加者自体が少なく、それほど忙しくはなかった。

 この相談コーナー、何年かやっていて気づいたことがある。それは診断士で、弁護士の方の来訪が増えていることだ。以前読んだ資格本で、弁護士も人数が増えてしまって、仕事がない。いろいろな分野に進出しないと食べていけないと聞いたが、もしかしたらその傾向が出ているのかもしれない。

 何名かの会員と名刺交換をした。このうち何名が研究会の会員になってくれるか、期待したい。
    
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目標管理の研修企画

2014年09月28日 | 中小企業診断士資格とその活用
IT時代の「課題達成型」目標管理
クリエーター情報なし
産能大出版部


 ある中小企業さんから目標管理の仕事を戴いた。目標管理を導入したが、不十分で、うまく行っていないらしい。そこで、目標管理とは、どんなものか、研修をしてほしいとのこと。

 実は、私、企業内診断士時代に、中小企業診断士のマスターコース、「課題達成型目標管理」という年間コースに通い修了している。マスターコースというのは、中小企業診断士を取った人のための学校のようなものだ。資格を取っただけでは、プロとして仕事をするレベルには達しない。そこでプロに達すべく、診断士向けの学校が開かれている。

 通ったのは、数年前だったが、この年、年間で数えると学習時間は、72時間にもなった。もちろん目標管理だけで、72時間ものコースは、日本でこれだけだ。従って自信をもって研修に臨める。もっともこのコース、今は内容をリニューアルしていると聞く。

 その時に使ったテキストが、図の書籍である。従業員千人くらいの企業のレベルで書かれているが、実際はこれをブレイクダウンして、説明する。マクレガー、ドラッカーといった理論的背景から始まって、目標の設定方法、目標の連鎖、上長の役割などが講義。そして、目標設定の演習、目標対実績評価の面接、ついでにコーチングのテクニックの学習も取り入れた。一日コースである。お客様に内容をプレゼンして、了解されれば、これで実施になる。

 数年前に学んだことが今、役に立っている。今すぐ役に立つことはないが、いつか役に立つ。自己啓発は長期的な視野で考えるもののようだ。
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雑誌企業診断に連載!!

2014年07月12日 | 中小企業診断士資格とその活用
企業診断 2014年 07月号 [雑誌]
クリエーター情報なし
同友館


 雑誌企業診断7月号に私の記事が紹介された。6月号に続き連載である。「あなたを助ける資格の取り方・活かし方(後編)」として、「セカンドライフを助けるライセンス」という記事だ。4ページの掲載である。

 セカンドライフを豊かにする資格として、①独立・転職のための資格、②継続雇用をより確実にする資格、③ボランティア・社会貢献の資格、④自分を磨き、趣味を極める資格の4分類で、合計15ほどの資格を紹介している。そして最後に、資格学習のモチベーション維持のコツについても紹介。

 記事を書いていて気が付いたことがある。写真の重要性だ。この手の記事を書くときは、適度に図表を入れると読みやすくなる。それとともに写真をまた適度に入れると、読者にイメージが浮かぶ。

 ところがその写真がなかなか手に入らない。人の写真を無断で使うのは、著作権侵害である。有料でネットから購入する方法もあるが、結構お高い。そこで、私は、自分でコツコツ写真を撮って貯めるようにしている。どんな記事が必要になるかは、直前になってみないとわからない。その時に困らないためだ。

 これで、企業診断の連載は終わり。あとは、ガスエネルギー新聞の連載が9月までである。もうちょっと、頑張る!!
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播磨灘物語と命令一元化原則

2014年07月09日 | 中小企業診断士資格とその活用
新装版 播磨灘物語(3) (講談社文庫)
クリエーター情報なし
講談社


 播磨灘物語も後半だ。毛利との戦いで、秀吉軍が播州の城を取り囲む。しかし、毛利の援軍が大軍で、秀吉方は、負けそうになる。そこで、秀吉は信長に援軍を頼む。信長も多方面で戦をしており、本人は加勢できない。従って、あちこちから、少しづつ兵を裂き、播州へ応援隊が出発する。

 しかし、現地では、秀吉の言うことを聞かない。謀反を起こした荒木村重が代表だ。俺は信長の部下だ。三木城を攻めろと言われてきた。秀吉の言うことは聞かない、となる。

 これは経営学でいう、命令一元化原則である。指揮命令系統が違うと、もう指示は行き渡らない。最後はこのため、信長が出馬し、本能寺で明智の裏切りに合う。

 この命令一元化原則の対応では、昔からいろいろな工夫がされてきた。その代表が、マトリクス組織である。ワンマンツーボスと言って、一人の部下を二人以上の上司が使うものだ。もっとも命令が違ってくるときは、別途ルールが必要だ。

 私もこのマトリクス組織で仕事をした時があるが、順調なら実に効果的効率的な組織だ。但し一端トラブルが起きると、修復は難しい。どんな組織かって? 経営学の組織論をパラパラめくると、きっと出てきますよ。

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