資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

播磨灘物語とコーチング

2014年07月07日 | 中小企業診断士資格とその活用
新装版 播磨灘物語(2) (講談社文庫)
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講談社


 引き続き、播磨灘物語を読んでいる、全四巻だ。秀吉には竹中半兵衛と黒田官兵衛の二兵衛がついていた。これは歴史物語でも有名な話で、指揮官を助ける軍師、参謀の役割が重要だということは広く知られている。

 ちょっと外れるが、私は、秀吉が、コーチングの相手役を持っていることに着目した。全四巻のどこに書いてあったのか思い出せないが、とにかく書いてあった。秀吉は、時折、その人物と世間情勢の話をする。ただし、その相手は、決して戦術家でも何でもない。素人だ。これこそ、コーチである。

 秀吉はそこでまた何かを掴んだのだろう。コーチングの基本は、「答えはクライアントの心の中にある」そしてそのためには「パートナーが必要」で、パートナーである、コーチがクライアントと話しているうちに、クライアントが、自分の話していることが整理でき、自分で答えを見つけるというものだ。もちろん、播磨灘物語の著者、司馬遼太郎氏の時代には、コーチングという言葉はなかったから、そんなことは書いてない。

 しかし、明らかに、相手役はコーチなのである。こんな役割、歴史物語を読むと、日本か、中国かわならないがどこかに出てきそうな気がするが。
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播磨灘物語とPM理論 

2014年07月02日 | 中小企業診断士資格とその活用
新装版 播磨灘物語(1) (講談社文庫)
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講談社


 播磨灘物語を読んでいる。この文庫本、タイトルは以前から知っていたが、黒田官兵衛の物語だとはちっとも知らなかった。この物語のストーリーは,NHK大河ドラマである。

 という訳で、ストーリーはこっちにおいておいて、今日は登場する人物の行動について分析する。経営学の一部に、行動科学という分野がある。そのなかで、リーダーシップ理論というのがあって、PM理論を私は研修で説明している。

 このPM理論というのは、リーダーは、仕事に強い興味を持つのをP(パフォーマンス)、人間に強い興味を持つのをM(メンテナンス)という軸で計り、PもMも強い興味を持つのがリーダーとしてはよいと、昔は言われた。

 織田信長は、まさにPの人である。また、羽柴秀吉は、Mの人である。そして黒田官兵衛はさしずめ、PとM両方に強い興味を持つ、一昔は理想的なタイプであろう。

 一昔は、と書いたのは、いつでもPMに強いタイプがいいということではない。新入社員などは、Pのみに関心でよいし、定年前のベテランは、PもMも興味を満つ必要はない。

 物語は、合理主義Pの信長、人たらしMの秀吉、両方の官兵衛と、どんどん進んでいく。
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秀吉の経営戦略を診断士風に言うと

2014年06月29日 | 中小企業診断士資格とその活用
新史太閤記 (上巻) (新潮文庫)
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新潮社


 司馬遼太郎さんをふと読みたくなった。司馬遼太郎さんの太閤記を読む。主人公秀吉の戦略・戦術は、従来の大名の戦略・戦術とはかなり違っていて面白い。そこで、中小企業診断士風にこの戦力・戦術の違いを解説してみたい。

 中小企業診断士の二次試験レベル、つまり実際の企業診断のレベルになると、診断のフレームワークを学習する。診断のフローチャート、道筋である。初めに経営者の気持ちを聞き、全体戦略を描く。モノによっては、この全体戦略は、マーケティング戦略と重なることもある。次に個別の戦略、すなわち、財務戦略、人事戦略、技術戦略、情報戦略などを全体戦略と整合を取って決めていく。最後は各戦略に基づく、個別の戦術になる。実際の中小企業の診断はこのような手順になる。

 秀吉の思いは、信長の思いを引き継ぐ、「天下布賦」である。これは日本を統一することになるから、経営者の思いを受けての全体戦略は、国内を秀吉の配下に置くという全体戦略といことであろう。ここまでは誰でも思いつく。

 問題は次の段階である。信長秀吉以外の大名は、戦略があまりない。槍や刀を鉄砲に置き換えるのは技術革新を行う技術戦略だ。そして戦いにおけるその使い方は、各戦術になる。この辺は各大名なども使っている。また調略も時々使うが、なんといっても、武士は「武勇」が一番と思っている。技術戦略の中からは出ていない。

 ところが、秀吉になると戦略が俄然増える。城下を楽市楽座にして商人を儲けさせ、税金を増やす、これは集客をするマーケティング戦略である。

 お金をばらまき、農民に城や堤防を作らせる。墨俣城や小田原攻めの土木工事、水攻めなど、お金で普請という公共事業をやる財務戦略だ。

 調略は最も得意とするところ。岐阜城は調略だけで落とした。調略とは、人事戦略と情報戦略のミックスである。

 このように、秀吉は、マーケティング、財務、人事、情報、そして技術と各戦略を全体戦略に絡めて自在に使い、経営革新を行い、天下を我が物にしたのである。企業経営との共通点が見えて来ないかな・・

 この戦略を使いこなす時に活躍したのが、黒田官兵衛である。次は、官兵衛を読もう。
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雑誌企業診断に連載!

2014年05月29日 | 中小企業診断士資格とその活用
企業診断 2014年 05月号 [雑誌]
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同友館


 雑誌企業診断に2回連載が始まった。テーマは、「あなたを助ける資格の取り方・活かし方」第1回は、中小企業診断士とダブルライセンス、第2回は、セカンドライフとライセンスの予定である。

 昨年、ビジネス出版アカデミーという中小企業診断士の学校に通って、出版の準備をしたが、残念ながら商業出版には至らなかった。その代りB、同友館さんの方で、雑誌に掲載することになったものである。

 雑誌企業診断は、少し大きめの一般書店にも並ぶ、かなりメジャーな雑誌である。これをきっかけにライセンスのことが書ければいいが・・
    
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出世したけりゃ会計財務は一緒に学べ

2014年05月12日 | 中小企業診断士資格とその活用
出世したけりゃ 会計・財務は一緒に学べ! (光文社新書)
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光文社


 1か月ほど前に浜松町駅前の大きな書店で買った新書である。書店では、レジのそばに平積みの書籍が置いてある。ここに置いてある本は、売れてる本か読者に買わせたい本だ。そのコーナーに置いてあったので、さぞ売れてるんだろうと思って買った。

 読み始めると、至極真面目な本である。貸借対照表と損益計算書、キャッシュフロー計算書などの読み方と分析の仕方が書かれている。後半は、ファイナンスの話に移り、投資の採算性などの話である。この本を理解できれば、取締役になれると、筆者はおっしゃる!

 この内容、実は、新しい、と言っても10年ほど前だが、中小企業診断士の試験制度が変わったが、その一次試験の財務・会計科目の内容とほとんど同じだ。ずいぶん前に学習したんだが、復習をしている気分だ。

 少しずつ読んで、1か月ほどでやっと読み終えた。取締役になりたい方、または中小企業診断士になりたい方、ちょうどいい本ですよ、これは!
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中小企業診断士会スプリングフォーラム

2014年04月14日 | 中小企業診断士資格とその活用
 土曜の午後は、恒例のスプリングフォーラム。東京診断士会の紹介、各支部の紹介とともに研究会・マスターコース等の入会の勧誘がメインだ。

 いくつもの会議室で、都合100近いブースが並べられ、各研究会が競って自分の研究会を紹介する。老いも若きも、皆中小企業診断士だ。まさに診断士活動のエネルギーが凝縮されている。新人診断士が150名参加と聞いているから、全部で数百名集まっているのだろうか。いつもながら大変な熱気である。

 私の所属する「人財開発研究会」も6名が交代で活動。1時間半で20~30名ほどの名刺やアドレスリストを集める。後でこの人たちにメールを送り、研究会を見学してもらう。そして気に入ったら入会してもらうのである。

 別に新人診断士だけではない。旧人診断士も1年に一度集まって、旧交を温めるのにもこのイベントは役に立っている。私も何人もの友人と情報交換した。

 そして、昨年参加したマスターコースに今年参加を申し込む。「プロ講師養成講座」というコースだが、私の場合、これで4回目の参加だ。また新しい友人ができる。この年で新しい友人ができるのは、中小企業診断士ならでは、である。また、期待する新しい年が始まる。(今年は写真を撮り忘れたため、写真は昨年のもの)

  
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社会人基礎力調査ツールを入手

2014年01月07日 | 中小企業診断士資格とその活用
 中小企業診断士で夢をカナエル合同会社の福島先生が、個人の能力測定システムの中小企業版を開発した。診断士向けに安く利用できるため、利用料を払い、利用が可能になった。

 実は先月、お試しで、ある企業の調査を行った。「社会人基礎力調査」といい、色々な調査項目について質問に答えるることで、基礎力がわかる。個人と、測定したグループ、そして中小企業の平均と比較できる。

 お手軽だが、なかなかいいツールである。こんなツールが欲しかった。測定者は自分の弱いところを補強し、得意なところが強みとして知っていればいい。企業診断に有効に使えそうだ。

 これで、私の営業ツールが増えた。どんどん使ってみよう。測定してみたい会社があればいつでも私に申し込んでください。ただし1回100人までの中小企業用です。
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診断士の理論研修に参加

2013年12月24日 | 中小企業診断士資格とその活用
 中小企業診断士は、年に1回理論研修という研修を受講しなければならない。毎年ではないんだが、さぼるとあとでまとめて受けないといけないため、私は毎年受けている。そして、この研修は、中小企業診断協会とともに民間でも実施している。

 私は、診断協会と、経営教育総合研究所を大よそ、交互に受験している。今年は経営教育総合研究所の番である。この研究所は、私が診断士を取った時の受験校でもある。講師の方も知り合いだ。そして、何よりもフェイスブックで繋がっている竹永先生がこの日の講師だ。
   
 本日のテーマは、「ストーリーとしての中小企業戦略」。楠木先生の「ストーリーとしての経営戦略」という書籍があるが、この中小企業版だ。昔この本を読み、そして慶応ビジネススクールで講演を聴いたこともある。しかしほとんど忘れている。かろうじて「マブチモーターのビジネスモデル」だけを覚えている。

 講義は、スターバックスの戦略から。その後マブチモーター、ダイワハイテックス、マニー、サウスウエスト航空、福島屋などのストーリーが次々に出てくる。それぞれ見事に戦略が繋がっている。

 直接この話ではないが、ポーターの競争戦略が出てきた。3つ。差別化、コストリーダーシップに、独占。独占については面白い。独占とは、ニッチ企業が利益を獲得できる論理は、無競争しかないそうだ。独占で重要なのは「成長しない」戦略。売れそうでも我慢して売らない戦略。他社が「そんな小さな市場にわざわざ参入する意味がない」と合理的な判断している限り、独占状態は担保される。

 なるほど、その通りだわい。しかし、経営指導で「成長するな」とは、何と・・・
私のガス主任受験指導事業も、模擬問題集の執筆、動画講座、セミナー開催など全て、現在独占状態である。「成長するな」か・・・面白い経営指導ではある。
 
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何と!三橋氏と名刺交換!

2013年12月20日 | 中小企業診断士資格とその活用
2014年 世界連鎖破綻と日本経済に迫る危機 (一般書)
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徳間書店


 昨日は、経済評論家三橋貴明さんのセミナーに出席。お茶の水のホテルで近いため出かけた。三橋さんのセミナーを聴くのはこれで3回目だ。

 三橋さんのセミナー資料は特徴がある。今回の資料はパワポ資料26ページ分、そのうちグラフが何と18ページ、ほとんどグラフである。さすが中小企業診断士、説得力がある。

 アベノミクス第一の矢、第二の矢と続いて、いよいよ問題の第三の矢、構造改革、規制緩和へと話が進む。安倍政権は需要と供給のギャップがわかっていないという。

 会場からの質問で、規制緩和がデフレ対策に有効な場合はないか、との問いに、「現在は、総需要より総供給能力が多い、つまり失業率が高く、設備の稼働率が低い。従って総需要の高まる規制緩和は有効」という。例えば、保育所を作るとか、という。

 ここは、私も聴きたかったQ&Aである。私に取っては、おなじみの話だが、今回の視聴者、中小企業の事業主が多いようだが、この人達は、分かったのかな。

 終わって、何と名刺交換の時間があった。10人ほどが順番に並び、私の番。私は「中小企業診断士です。ガス業内のコンサルティングをしています」というと、三橋さんは「ガスも規制緩和をしますね}と仰る。隣にいる、さかき蓮さんと名刺交換。三橋さんの書籍で小説物はこの方が書いているのは知っていたが、初めてお会いする。以外に若い方だ。

 年末になって、今年の私の十大ニュースに入るような出来事であった。(写真は戴いた名刺)
  

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名古屋でビジネスフォーラムに参加

2013年12月10日 | 中小企業診断士資格とその活用
 中小企業診断士で中小企業大学校などの先生をしておられる日野先生のお招きで、名古屋へ。先生主催のビジネスフォーラムに参加した。今年で3回目の開催、名古屋駅前の名鉄グランドホテルである。参加者は、限定108名、主に中小企業主の方、108だから我々も煩悩ということか。

 フォーラムは、冒頭のVTRに続き、先生の講演、そして参加者の中から3分プレゼンをしてもらい、投票でビジネススターを選ぶ、というものだ。優勝したの岐阜県の窯元の方。そして食事をしながらビジネスマッチング。広島の鉄工所の方、三重のレンタル着物屋さん、岐阜の日焼け止めマスクメーカーのご両人などお知り合いになれた。また家庭用太陽光発電工事、福祉タクシーなどなど・・・

 お土産をどっさりもらい、書籍も3冊購入、おまけに企業実務という雑誌までいただく。そして終わりに、このイベントのVTRが流れ、締めは豊橋流で「ええじゃないか」三本締め。こんなの初めてだ。
     
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83歳の中小企業診断士!

2013年12月08日 | 中小企業診断士資格とその活用
 一昨日は、半年ぶりに東京診断士会の建設業経営研究会に出席。昨日は、新入会員のA会員とB会員の発表。

 A会員は、建設コンサルタントの出身で、海外の建設業の話。B会員は元銀行員、B会員の話では、今は深刻な人手不足。この10年間、採用を絞ってきた結果が、建設会社に跳ね返っている。また、この9月に金融庁の方針が変わって、積極的に企業に融資しなさいとなったそうだ。そして中小企業診断士の出番となっている、という話、嬉しい話だ。

 会員の自己紹介で、なんと83歳の会員の方がいらっしゃった。私は初めてお会いしたが、今は基本的に断っているが、仕事のオファーは来るそうだ。そして調査業務をやっているそうだ。実にお元気だ。私もあと25年、こんなお年寄りになりたいものだ。

 終わって、忘年会、12月の金曜の夜ということで、すごい人出だ。街はクリスマスの雰囲気。
    
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こんなにおもしろい行政書士の仕事

2013年10月27日 | 中小企業診断士資格とその活用
こんなにおもしろい行政書士の仕事
クリエーター情報なし
中央経済社


 現在資格関連の本を執筆している関係で士業(診断士や税理士など)についていろいろな情報を書籍やインターネットで調べている。

 その中で特に読んでみたかったたため、アマゾンで中古本を購入。こういったビジネス本は2時間程度で一読出来てしまう。
 
 行政書士は、どんな事をしているかが解説された本である。著者は、行政書士事務所の所長で、外国人のビザ申請を専門にしている。以前行政書士さんの講演を聞いたことがるが、その時は、帰化申請をやっている先生だった。

 外国人の日本滞在や帰化などは複雑な条件があり、行政書士に頼むことも多いようだ。警察署でのやりとり、入国管理局での役人との交渉などが詳しく書かれている。

 類似本として、司法書士や社労士の本などが出版されている。興味のある方はどうぞ。
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診断士資格、二度目の更新

2013年09月22日 | 中小企業診断士資格とその活用
新・中小企業診断士の実像
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同友館


 中小企業診断士資格の二度目の更新を行った。中小企業庁から新しい資格証が送られてきた。これで10年間の資格生活になる。

 診断士は5年に1回更新がある。この間、理論研修を5日、実務研修を30日間やらないといけない。

 企業内診断士の時代はこの実務研修のポイント獲得が結構大変だった。年に6日間、中小企業に実際に出向き、チームを組んで診断をする。そして報告会。これを5回やると5回×6日=30日となる。主に土日、都内の区民館などでの作業である。

 私は、和食店、料亭、ITベンチャー、ネットショップ、工事会社、物販店などいろいろな業種を経験した。現在はプロ診断士だから、支援先にしょっちゅう行くから、会社の印鑑を貰えば済む。

 私は現在57歳、もうじき58歳だ。自営業は定年がないから、あと2~3回更新して、70歳くらいまで診断士生活を続けたいものである。
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診断士の活動~SMECAニュース

2013年09月03日 | 中小企業診断士資格とその活用

私は、10年ほど前に中小企業診断士の資格を取得した。その後診断士会という診断士の集まりに入会している。この診断士会はいろいろな活動が盛んだ。その会報として、全国版と東京版の2種類がある。SMECAニュースという写真は、東京版だ。どちらも毎月届けられる。

 SMECAニュースには、イベントの案内や報告などが載せられるが、研究会の予定が一覧で掲載される。東京だけでも研究会は、60以上ある。私は、建設業経営研究会とIT利活用研究会、人材開発研究会、BCP・CSR研究家の4つに所属している。毎月平日の夜開催されるんが、私の出席率は半分くらいだ。

  

 このうち、人材開発研究会は、幹事をやっている関係で、毎回出席する。なんせ、会議室の鍵をもっいるから、ないと研究会が開催できない。それと毎月の開催予定の案内新入会員の勧誘などである。夏冬には懇親会も開催する。

  今月は9月17日(火)18:30~20:30、テーマは書籍を書かれ会員の書籍の内容の紹介である。この人材開発研究会の会員は、診断士兼社労士の方が多い。執筆もされている方も多い。私もこの研究会をベースに一冊書籍を出した。こちらです。

新・中小企業診断士の実像
クリエーター情報なし
同友館

 独立時には、人脈が大切になることが多い。現に、専門分野の研修をお願いしたり、研修のお手伝いをしてもらったり、私の不得意な分野について教えてもらったりしている。その意味で人的ネットワークを作っておくことも大切な仕事である。

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5フォース分析

2013年08月30日 | 中小企業診断士資格とその活用

 一作日は、ある企業からの依頼で、管理者研修。今回のテーマは「マーケティング」。まず初めに、マーケティングのフレームワークとして、成長ベクトル、4P、5フォース、競争地位別、インターナルマーティングを解説。準備にかなり時間をかけて、パワポを作った。

 写真は、5フォース分析を解説しているところ。5フォース分析とは、ある業界に企業が新規参入しようとする場合、その業界の競争要因を分析する手法である。

 業界内の競合企業、代替品の脅威、業界への新規参入の脅威、売り手の交渉力、買い手の交渉力の5つの競争要因を考える。どの業界でもおおよそこの5つは存在する。

 その後、事例に基づくケーススタディ。次に当該企業の自社事例、という順番で一日コースである。 一般の管理者にはちょっと難しいかな、というレベル。企業内のエリートを集めているため、難しいのは承知の上だ。それでも、結構ついてきてくれる。今回は1か月後の宿題も準備した。来月、どんな出来栄えか、楽しみ。

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