職種別/非正規社員・外部人材の徹底活用マニュアル―派遣・請負・パート・契約・インディペントコントラクター等 | |
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今月の東京診断士会人財開発研究会は、S会員の発表で、「非正規社員の活用」。このテーマは、人材開発のかなりのウエイトを占める。最近の非正規社員を巡る数字、法改正、そして非正規社員の社員化を含む、活性化策について、ご自身の企業診断実績をお話された。
まず、最近の非正規社員は、全労働者の34%、5年前に比べて何と5%も増加している。そしてその理由は、5年前は、人件費の抑制が主たる理由だったが、現在は、定年退職者の再雇用のためという理由が増えている。法改正の影響か。
そして法改正の情報、昨年から有期労働者は、5年経つと無期雇用に転換できる。会社の拒否権はない。あと4年でこれが開始される。企業にとっては大きな影響だ。パートタイマー労働法の改正は、差別的取り扱いの禁止等。
そして事例研究。パート社員への資格制度や人事考課の導入、OJTの実施、面接。最近は、ワークライフバランスをPRして、企業の人材集めに使いたいという中小企業が増えているようだ。そしてフリーディスカッション。私は司会進行をするが、みなよく発言してくれて、助かる。最近は研究会への出席者も多く、19名。
さて今週土曜日は、市ヶ谷にて、診断士の秋大会。新入診断士を対象にした研究会のプレゼンテーションや、入会の勧誘を行う。