資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

真説メラビアンの法則

2014年12月16日 | 中小企業診断士資格とその活用

 メラビアンの法則というのがある。プレゼンテーションの際には、言葉より態度が重要だ、という場合に引き合いにされる法則だ。しかし、その使い方がおかしいとは、時々言われていだが、自分もはっきりは知らなかった。日曜日の中小企業診断士のプロ講師養成講座で資料を戴いたので、その要点を書く。

 メラビアンの法則は、アメリカの心理学者が1971年に提唱した。いろいろな実験をやっているが、代表的なのは、顔の表情と、言葉。好感のことばDearや、嫌悪の言葉Terribleを、怒った声、優しい声で、両方の言葉を喋る。発声と印象は一致しない。その時、どのような感情で言葉を発したか、その印象を学生に尋ねた。

 その結果が、DearやTerribleという言葉より、怒った声や優しい声の方が伝わるとなったそうだ。他にもいくつか実験をやってその結果を総合すると、単語7%、声38%、表情55%と視覚情報のほうが、言語情報や聴覚情報より、正確に感情を伝えられた、ということだそうだ。

 結構ややこしいが、言語、視覚、聴覚が矛盾しているときに何を最も重視するかという場合に使う。例えば、ある人が怒りがこみあげているが、言葉は優しい、声も優しいときは、何が重視されるか、という場合、視覚情報を最も重視するそうだ。

 

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