語彙・読解力検定準1級に合格した。総合スコアは860点。準1級の合格ラインは770点。820点はこの試験の採点基準によると何と1級の合格ライン上にある。そうか、自分は1級の実力があるのか。
この試験の内容は、辞書語彙、新聞語彙、読解の3分野からなっている。さらに新聞語彙は、社会、科学技術、医療・生活、文化からなり、私の正解率は、辞書語彙が76.0%、新聞語彙が70.7%、読解が80.0%、そして新聞語彙のうち最も高い得点は科学技術の81.2%だった。
またこの試験、採点は、IRT(項目反応理論)というもので測定している。これは得点や偏差値だけでは集団の実力や問題の難易度で結果が左右されてしまうので、これを是正する手法だそうだ。問題に重みがつけられていて、誰でもわかる問題ができても高い得点は得られないそうだ。長い試験生活でもこのような得点方法は初めて出くわした。TOEICや日経テストなどでも導入されているそうだ。
もともとこの試験、かなり昔に2級を受験して、資格を持っていた。そこに今年7月に、朝日新聞社(あの朝日新聞)から連絡があって、新聞紙上に合格体験記が載った。全国版だ。
そこで2級じゃかっこ悪い、ということで、準1級を受験したものだ。こりゃ、1級を受けないといけないな。来年の目標ができたぞ!