昨日は、診断士会IT利活用研究会で、3Dプリンターの見学会。都内M社のショールームを見学。3Dプリンターは興味があり、一度は現物を見てみたかったものだ。
3Dプリンターは安いものは20万円位から販売されている。CADソフトからのデータ入力、設計図やスキャナー、あるいはインターネットからダウンロードしてデータを得る。それをプリンター(見てくれは、いわゆる家庭用プリンタとはだいぶ違う)にかけると、積層といって材料を溶かして、少しずつ、積み上げて作る。
ただ、100万円以下のプリンタは、営業の方の話ではオモチャ。確かにできるのだが、出来栄えはイマイチ、表面はざらざら。本物そっくりとはいなかい。1千万クラスのものもショールームには展示されていた。こちらならかなりのものが作れる。
よく、家の間取りをインプットして、家の模型を出力しているのが紹介されるが、実際は壁の厚さなどが分からず、そのまま立体にはならないそうだ。そこでデータを編集する作業が発生する。そこで、儲けが出るそうだ。データの入力、編集に儲けどころが出る。どこかで聞いたことのある話だな。
最後に、私が実験台になって、眼科医の眼底検査のようなものに顔を突っ込んで、写真撮影、それに衣装を選択して、人形データを作成。これをプリンタにかけると、私の人形ができるそうだ。どこかのデパートで有料でこのサービスをやっているそうだが。
日本のものつくりに貢献できそうな商品だ。応用を考えよう。3Dプリンタも我々でも手が届く。