昨夜の続き、消灯は21時で、20時半には、男女混合の大部屋で布団に入っていた。すると添乗員が来て、これからテレビ収録があります。映るのがイヤな方は布団を被っていてくださいと。毎日放送で紅葉の涸沢の収録だそうだ。雑魚寝でも人がいっぱいというシーンを撮りたいようだ。私は寝たふりをして、時々薄目を開ける。カメラ近くの誰かがインタビューを受けていた。放映は1か月後の「林先生の初耳学」(?)とかいう番組だそうだ。楽しみにして待とう。
トレッキングマスター目指して第3日は、朝食は早朝4時半。朝食を終えて、穂高のモルゲンロートを見る。穂高の北斜面に、朝日が指す現象だ。ばっちり写真に撮って、6時に下山開始。
岩壁の上に朝日が指す
テント泊の人も起きてきた
モルゲンロートを背景に、寒い!
涸沢→本谷橋→横尾→徳澤と、ピストンになる。行きのトレッカーとすれ違うが、狭い場所は、登りが優先だから、結構待つ。10時半に徳澤着。カレーの昼食後、徳澤→明神→上高地と歩く。都合7時間ほどだ。さすがに足の裏が痛くなる。
本谷橋付近
涸沢では、お花畑まで登ったため、上高地との標高差は約900m。一人なら休み休み歩けるが、今回のようにツアーだと、一人が遅れると、グループ全体に響くため、遅れられない。そういった意味では、900mの標高差も皆についていけたのは、収穫だ。上高地で気象予報士がダメだった知らせは除いて。
紅葉の涸沢について。私らの場合、紅葉の盛りは過ぎていて、ちょっと残念。ただその分余り混まなかった。紅葉の盛りは、1年で一番混雑する時期で、布団1枚で3名が寝るようだ。それがいやならテント泊。その貸しテントも品切れだったそうだ。