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大放言 (新潮新書) |
クリエーター情報なし | |
新潮社 |
一気に読んだ本である。百田尚樹さんの放言、炎上のことが書かれている。選挙の応援演説での「人間のクズ」、朝日新聞が火をつけた「南京大虐殺はなかった」、講演時の質問に答えた「日教組は日本のガン」、拉致などないといった社会党を指した「土井たか子は売国奴」などだ。マスコミは一部を切り取って問題にしており、その不満を書いている。百田さんの言い分にも一理ある。
本書の前半で、私もそうだ、と思えることが書かれていた。現代の若きバカ者へ、という章だが、SNSが大はやりだ。ブログでも最初の志は、なかなかだが、だんだん書くことがなくなってきて、お天気や体の調子、そして最後は、三度三度の自分の食事のことを書き始める。要するに続かなくて、身近で毎日変わるものしかなくなる。しかし、人の食事を誰が興味があるのか、というような内容だ。
ここは私も同意、SNSでよく食事の写真がアップされる。若い人でなくおじさんでも同じだ。これを見るたびに、こんなもん見たくもないんだが・・まあり知り合いだから、我慢するか・・と思っていた。特別変わった料理やお店の紹介なら見てもみたいが、ラーメンやカレーなど、あんまり代わり映えしないものはねえ・・
この人、ほかに話題がないんだろな、と思う。ということで、自分も気をつけよ!