資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

今年のガス主任本試験問題を解いてみた

2015年10月31日 | ガス主任技術者資格とその活用
甲種ガス主任技術者試験 模擬問題集 改訂二版 ~ポケット版~
クリエーター情報なし
三恵社

 9月末に実施されたガス主任技術者試験の本試験問題の学科を解いてみた。動画講座にもアップするため、パワポに書いて、解答をきちんと書くため2週間近く時間がかかった。その感想を書く。

 まず乙種。法令が12/16問、基礎が10/10問、ガス技術は20/20問の正解。合計で42/46問で91%の正解率。法令は全て必須問題で選択がないため、どうしても成績が落ちる。また基礎、ガス技術は選択ができるため、高い得点を上げることができる。ガス技術の中では消費機器分野がちょと難しかったかな、という感想。

  そして甲種。法令が10/16、基礎が10/10、ガス技術は17/20、合計は37/46で80%の正解率。こちらも法令が難しい。5択のうち3つはわかるんだが最後の2つがどちらか選択ができない。基礎も燃料電池の計算やエントロピーの対数計算が出題された、おそらく初めてだろう。ガス技術は、各分野平均6/9問の正解。初出題のものも多く、かなり難しい問題が多い。

 ガス主任技術者試験は、今回はまだ分析してないが、例年は60%程度が過去問題かその類題だ。私の仕事は過去問を解いて、さらに編集する仕事が主だ。新傾向の部分は本試験で初めて知る。それで得点が甲種80%、乙種91%である。いかに過去問の学習をするのが大切かがわかる。

 それと科目別では、得点の伸びにくいのが法令対策である。学習のコツとして、法令は5/16問の最低点を何とかクリアするようにして、残りの学習時間は基礎やガス技術などの選択のある部分を伸ばすという手がある。ガス業界は自由化があり、近々、法令も変わっていく。受験者の皆さん、早く取得したほうがが楽ですよ。

コメント
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