資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

なぜ、真冬にかき氷屋に行列ができるのか?

2018年01月08日 | 中小企業診断士資格とその活用
なぜ、真冬のかき氷屋に行列ができるのか?
クリエーター情報なし
日本実業出版社

 年末の名古屋ビジネスフォーラムに参加した際、まとめ買いしたうちの書籍の一つである。中小企業診断士としても役に立つため、少しずつ読んでいる。

 表紙の帯が気に入った。「10年前、一杯800円で1年中営業するといったら、みんなにバカじゃないの?といわれました。」とある。それが常識だろう。でも現在はこの通りになっている。お店は鵠沼海岸の埜庵(のあん)というが、ノアラーと言われる人たちがいる。この人たちは、シーズである夏は来ないで、シーズンオフの冬になると行列しても食べにくる。

 この「ノアラ―」や「真冬に行列」などは、いかにも「物語」「ストーリー」である。このようになった経過が事細かに描かれているのが、この本の内容だ。商売繁盛の7つの法則が書かれているが、ここでは結論だけ。

(1)ウインウインの関係ではなくラブラブの関係。これはオンリーワン(当時、真冬のかき氷屋など他のどこにもない)だけでなくナンバーワン(人気トップなど)、ファーストワン(日本初など)を極めている。

(2)物語で魅了する。これがストーリーだ。天然氷やシロップのウンチクなど、このストーリーが重要だは。

(3)自分だけが特別と思われる接客 昔スナックに行くとマスターやママさんががよく話相手になってくれていた、あれである。 

(4)メディアに消費されず、うまく付き合う メディア取材は絞っている。テレビに紹介されるとお客が来過ぎて、十分な接客が出来なくなってしまう、これを避けるのだ。似たような例で、マスコミの取材を受けないラーメン屋があるね。

(5)つながりがつながりを生む。これは一度来たお客さんが別のお客さんを連れて来てくれること。

 結構面白かった。詳細は、読んでみてくださいな。

コメント
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