大局観 (日経ビジネス人文庫) | |
クリエーター情報なし | |
日本経済新聞出版社 |
アジア太平洋大学の学長に転出された元ライフネット生命会長の出口治明さんの書かれた本から。ここに書くには二度目だ。YAHOOのポイントが溜まって、もうすぐ失効するから、何か買えというメールが来たため、買うものはと探していたら、見つかった文庫本である。タダで買った割には内容は濃い。そこで少し再び深堀をしてみる。
今日のテーマは、「読書の効果」。私は毎週のように本を買って読む。経済モノや資格本が多いが。資格本は別にして、読んだ内容はたいてい忘れる。ブログに感想を書けばいくらか覚えてはいるが、それでも忘れる。そんなに忘れるんだから、読書の効果は怪しい、と思っていた。
しかし、この本を読んで、意を強くした。出口さんの考えはこうだ。とにかくインプットの量を増やせ。読んだ内容は、頭のどこかに残る。普段思い出せと言っても思い出せないが。ところが何かの機会で、アウトプットが求められる段階で、アイディアが湧いてきたとか、ひらめいた、という形で表に出て来る。つまり頭のどこかにしまってあり、思い出せない。何かのトリガーがあると思い出す。読書とはそんなもんだと言う。
そういえば、数が少ないが、企画を書いていた時、ふっとアイディアが出ることはある。これがそうか。これなら、安心だ。読書は効果あり。ほんとに思い出せるのかな。
このテーマを書くにあたって、ネットで調べると、読書検定というホームページがある。検定試験は準備中だとか。いつかこの検定、書きますよ。