私は、土木施工管理技士の動画講座の講師である。機会があれば現場を見たいといつも思っている。クラブツーリズムで、「秩父3ダム巡り」というツアーが開催されると聞き、さっそく申し込んだ。3ダムとは、水資源機構の管理する浦山ダム、二瀬ダム、滝沢ダムである。浦山ダムは、武甲山の近くだ、名前は聞いたことがある。
まず浦山ダムへ。水資源機構の方が説明してくれる。ダムの役割。台風の時、よくダムが放流したため、下流で洪水になったとか聞くが、これは間違い。台風などの際も、流れてきた水量以上には、放流はしない。最大、降ってきた水量までを流すそうだ。
そして、ダムの上から下を覗く。そしてエレベーターで、ダム底まで下りて、上を見上げる。けっこう高いな。浦山ダムは、堤高156m、重力式コンクリートダムだ。これは大量のコンクリートを打つ。効率的な仕事を行うため、RCD工法というのを使うが、この工法が表示されていた。
浦山ダムの高さは、156m、帰りに、私はエレベーターに乗らず、階段で登った。500段、結構きつかった。次は、二瀬ダム、こちらはアーチ式ダムだ。
最後は、滝沢ダム、こちらもエレベーターで下まで降りる。勢いよく出すダムの放流は年二、三度らしい。ダムファンが集まるそうだ。そしてその水しぶき(ダム汁というそうな)を浴びる人もいるそうだ。明日に続く。