伊吹山に寄った後は、福井県は勝山市へ。ここは日本は百名山の一つ、荒島岳がある。前日夕方入ったため、勝山城と荒島岳が一枚に収まった。
そして、ホテルを早朝出発し、6時半に標高350mの登山口に到着。百名山にしては寂しい登山口だ。登山口の看板を見ると、この山、後半に「もちが壁」という急登の難所があるらしい。
最初はスキー場跡地の舗装路、その後は石ゴロゴロ、丸太の階段という歩きにくい登山道。ブナ林に入り、ところどころ、遠くに同じ百名山の白山が展望できる。こちからもう雪を被って、堂々とした百名山だ。
(ブナ林)
(遠くに白山連峰)
そして2時間半ほどしてシャクナゲ平に到着。小荒島岳には寄らず、モチガ壁へ。ほんとに壁のような、段差の大きい階段が続く。壁を約3百m登って、山頂へ。きつい。何とか離されずについていく。
(モチガ壁より小荒島岳を望む)
そして登山口から約4時間で標高1,524mの山頂へ。山頂には道標と、周辺の山々が書かれた方向板、それに祠がある、晴れてると展望は素晴らしいようだが、急に曇ってしまった。昼食を摂り、そそくさと下山へ。
下山は3時間半、トータルで7時間半、累計標高差12百m以上、きつい登山であった。やっぱり百名山一座登るだけでも、きついなあ。
下りて間もなく、明日に向けて、前泊で長野県は飯田に向かう、三座目は、恵那山だ。脚は果たして持つかな。