資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

私のビジネス~支払督促を使おうと思っていたら・・

2023年09月20日 | その他ビジネス系資格とその活用

 

 私はガス主任技術者試験の対策講座を主宰している。今年は50名ほどが受講してくれた。費用は資料代、動画閲覧、質問などで消費税込み合計3万3千円。費用の支払いは、原則、前払いだが、ボーナス時期もあるため、後払いも可能としている。

 するとボーナス時期を過ぎてもまだ支払わないお客さんが現れる。まあ、一定の人数は、売掛金が出るのはしょうがないと思ってた。ただし、いつまで経っても払ってくれないお客さんもいた。年度跨ぎは勘弁してほしい、どうしようか? そうか、昔勉強した支払い督促だ。と、復習を始めた。

 「支払督促」、裁判所から、支払えと督促する制度だ。裁判所にでかけなくとも郵送で申請ができる。便利そうだ。行政書士だったか、ビジネス実務法務検定だか忘れたが、資格の取得時に、このしくみを学習した。

 このしくみ、現役時代に一度、使おう、と思ったことがある。私は、ある公益事業に勤務していたが、当時の制度で、お客さんの持ち物である部分のライフライン、壊れた場合の修理は無料だが、修理で部品の取り換えなどが発生すると、部品代は有料になる。持ち合わせがないと、あとで請求となるが、少額のため、なかなか払ってくれない。売掛金の残金が溜り、回収が大変だった。この時、何かいい催促の仕組みは、と思ったのがこれだった。ただし、私は職場を異動してしまって、使わずじまいだった。

 さて、支払督促、これは異議申し立てをされると、裁判に移行する。まあこれだけでも牽制の効果はあるかな。最後は仮執行宣言が出せるという。それでもだめなら裁判だ。ネットで検索すると、実際に使うケースは、サラ金の回収がほとんどのようだ、しかも数百万円。

 そんなこんなしてるうちに、お客さんが私の会社の口座に、費用を振り込んでくれた。以前、催促のメールで、支払わないと法的措置に出ます、と一文入れたのが効いたかな。丁寧にお礼返信して、今年はこれで回収終了。来年の講座は対策考えないとね。

 裁判所 https://www.courts.go.jp/saiban/syurui/syurui_minzi/minzi_04_02_13/index.html 
 ホームページから抜粋

 

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