トランプ次期大統領は、地球の温暖化は、人工起因(二酸化炭素などの増加)ではなく、自然起因(主に太陽の黒点変化による)だと思っているらしい、従って大統領就任後は、パリ条約から脱退し、二酸化炭素を出す政策に戻すようだ。すると石油・石炭が復活し、供給が増えるため、価格は安定して、インフレも収まり、好影響をもたらすだろう。
私は、夏に欧州に出掛けて、カーボンニュートラルの取り組みを視察した。また今、カーボンニュートラル検定を学習中である。一方で二酸化炭素は原因ではないという説は、かなり気になるため、書籍を探した。温暖化説を否定する書籍は、あんまりない。世の中、脱・炭素で溢れているね。
その中で、選んだのは、この書籍だ。初版は2010年というからかなり前のもの。著者の名前は、昔、聞いたことがある。確か、原子力に反対する方だったような。本書の後半は、原子力のことが書かれているが、そっちは気にせず、温暖化と二酸化炭素の関係のことの感想を書く。
結論から言うと、温暖化の原因は二酸化炭素とは言い切れない、怪しいな、でも決定的でもない、というところ。
本書籍はそのことがいっぱい書かれているが、私は二つの図だけで説明する。一枚目、過去45万年間の気温の変化グラフ、地球はこの間、何と10℃以上の変化を繰り返している、今は温暖期、これから寒冷化に向かうだろう、従って、2,3℃の変化はわずかなもの、という。う~む。
もう一枚、19世紀からの気温の変化グラフ。二酸化炭素が大量に出るようになったのは戦後だ。だが、気温の上昇は、1910~1940年の間と、1980年以降の二度上昇している。前者をどう説明するか。それに1940~1980年は、気温は停滞している、二酸化炭素は出続けているのに、気温は停滞、これどう説明するか。自然起因なら説明は簡単、人工起因なら説明はつかない。
世の中の人、実は昔からの気温の変化グラフなんて、あんまり見たことないんじゃないかな。じっくり見ると二酸化炭素起因がおかしいことに気がつく。
もう一つ、空気中の二酸化炭素割合の上昇は、ppmのオーダーだから、百万分の50くらい。こんなわずかな上昇がホントに二酸化炭素が犯人と言えるんだろうか。
ここからは私の私見、なら、実験をやってみたらどうか、実験室に箱を作り、ある温度の状態で、太陽光を当て、気温の上昇分の熱を外に逃がす。そして二酸化炭素の割合をppmのオーダーで増やして、温度がどのくらい上がるか、を試す。
これで統計値と実験値で証明できることになる。これどっかに似たような実験している情報があれば、教えてほしいね。
という訳だが、温暖化人工起因説である、脱・炭素は、引き続き学習し、研修など資料に使う。また、それなりに自分も脱・炭素に協力する。一方、自然起因説も捨てず、情報取集して行くよ。