日々好日

さて今日のニュースは

菅・小沢会談交渉決裂一騎打ちか

2010-08-31 19:20:53 | Weblog
明日の民主党代表選告示を前に党の分裂を恐れた鳩山氏が仲介を行い、鳩山氏復活の三者
トロイカ方式をを打ち出したが、小沢サイドがポスト要求を出した事から交渉決裂して、
小沢氏は明日代表選に立候補する事を表明した。

と同時に菅氏も出馬表明し事実上の一騎打ちとなりそうです。

党の分裂を恐れた鳩山氏の仲介に乗り、菅氏は一時挙党体制のためトロイカ方式を受け
入れ、対決は避けられたかに見えました。

処が菅サイドでも矢張り自民党政権時代の様な裏取引のイメージに反発が起き、それに
「脱小沢」の旗印は降ろせない状況になり敢えて一騎打ちを受けて立つ事になった様です。

是は民主党にとっては良い選択だったかもしれません。

小沢氏と菅氏は人物像からからも政策面でも、まるで火と水で相容れない部分が余りにも
多すぎる様でここで下手な妥協をして問題先送りすれば余計被害は大きくなりそうです。

勝敗に拘らず、雌雄を決する事は良い選択と思います。

あとはサポーターや両院議員等がどう判断してどちらを選ぶかです。

世論調査では菅氏支持が8割近いとはいえ、今回のドタバタ劇でどう変化するか?

鳩山氏に踊らされず、自分の信念をついたらこの様な結果にならなかったのではと悔やまれ
ます。

ネットで今回の小沢氏立候補を支持するか否やを、アンケートで呼びかけて居ます。

早速参加し「出るべきでない」に投票したら、結果は今時点で立候補を支持しないが
57%で、支持するが42%であった。

支持しないが優勢ですが、支持するが意外と多かったのには驚きました。

民主党政権トロイカ体制で分裂回避か?

2010-08-31 08:42:24 | Weblog
民主党代表者選の告示を明日に控え、今日立候補予定の小沢。菅氏が出馬表明の予定です。

処が此処になってどうも様子がおかしくなって来た様だ。

菅体制は「脱小沢」を公言し徹底的に小沢派を排除した。

是に危機感を抱いた小沢陣営が反発し急遽代表選出馬を表明した。

また一応引退した筈の鳩山氏が現在の政権は自分が実施した政策を否定して居ると断じて
「大義」と言う言葉を用いて小沢さん側に付き対決姿勢をあらわにしました。

一気に分裂含みのガチンコ対決モードに様相が変わりました。

世間の評価は小沢氏に厳しくまだカネと政治の問題で小沢氏は責任をとってないと8割がた
批判的である。

党内でも分裂を恐れる声が起き菅総理は回避に向け動き鳩山氏に仲介依頼した。

鳩山氏は菅・小沢の直接会談を勧告した。

菅総理との会談にメリットが少ないと見た小沢氏はこれに消極的だった。

鳩山氏は小沢氏との会談で小沢・鳩山・菅氏のトロイカ方式で政権運営したらどうかとの
結論を出しました。

菅氏と小沢氏との巨頭会談にまで漕ぎ着けた様です。
又輿石氏と言う参院のドンを含めた巨頭指導体制でまとまりそうでと言う。

是で菅側は脱小沢を掲げる仙谷・枝野氏等執行部の首を差し出し挙党態勢づくりのために
全面降伏した事になる可能性が出てきました。

それにしても引退した筈の鳩山氏の行動はどうも解せぬものが数多く有る。
引退表明の筈が菅氏支持と言ったり、反旗を翻し「大義」と言う言葉を持ち出しかと思えば、
復権をあらわに挙党態勢を口にする変わり様です。
流石「宇宙人」と常人の常識を超えた部分が多い様だ。

今後、菅・小沢会談の結果がどの様な決着になるか予想はつかないが、国民としては此の
厳しい経済状況の中で浅ましい権力闘争に明け暮れする民主党にはいい加減ウンザリです。

開いた口がふさがらないとか、呆れてものが言えないとか散々の悪評です。

早く決着を付けて政治に本腰を入れて欲しいものです。

情報公開法改正について

2010-08-30 10:46:25 | Weblog
今までお上の仕事は国民が立ち入る事の出来ない聖域で全て秘密のうちに行われて居たと
言っても過言ではない有様です。

近年「国民の知る権利」が叫ばれ情報公開制度の見直しが行われて来ました。

今回は政府の「行政透明化検討チーム」が、公開する文書の範囲拡大。公開手数料の
原則廃止。開披請求手続きの簡素化等細かい点まで踏み込んだ「情報公開法」改正の
見直し案を纏めた。

是を情報公開制度を所管する総務省が法改正作業を行い来年の通常国会上程に向けて動き
出す事となった模様です。

誠に結構な法案でナイスタイミングだと思います。

現行の情報公開制度では行政機関が持っている文書等は原則公開になっては居るが個人情報
や國の安全に関わる外交・防衛・治安等の情報は非公開で公開範囲等は不明確であった。

是まで公開の可否判断は行政機関の裁量に委され現実には非公開となるケースも多かった。

今回の見直し案では非公開とした文書に対し請求者が不服申し立てを行い、首相が公開の
可否を判断して、場合によっては公開を指示出来る様にしました。

その他にも文書を非公開にした具体的理由を文書で示す事を行政側に義務付けしています。

又公開非公開の決定期限を現行の30日から半分の14日に短縮する事にしています。

1件当たり300円の公開手数料を原則無料とする事も、併せて盛り込んで居ます。

恐らくこの法案に反対する政党は居ないと思われますが、公開する行政側は何かと理由を
付けて猛烈な反対があるのではと心配されます。

情報公開は結構ですが、必要以上の個人情報や、重要情報の漏洩には呉々も慎重な配慮が
なされるべきだと思えてなりません。

朝鮮学校無償化支援へ?

2010-08-29 08:00:21 | Weblog
民主党政権の四大バラマキ政策と言われるのは「こども手当」や「農家戸別所得補償」。
「高速道路全面無料化」そして此の「高等学校無償化」と言われます。

是については、立場で色々ご意見も分かれ断ずる事は避けたいと思いますが何れも財源不足
で中途半端な感じは否めません。

高等学校無償化で、問題となったのは朝鮮学校に通う生徒についてどうするかでした。

治外法権的立場を固守し日本政府を敵視する在日朝鮮系の國の生徒にまで支援する事に対し
国民感情として穏やかざるもがある事も事実です。

ましてや拉致問題を否定し核開発に走る國に対し国民は少なからず良い感情は持ってない
と言うのも事実です。

処が民主党政権は何故か朝鮮問題に関しては寛容で必要以上にへりくだって居ると言う認識
を強く受けてなりません。

これは過去の過ちを悔いると言う以前に、朝鮮系の傀儡かと思わせる節まで見えた事があった。

一例を挙げれば地方参政権の朝鮮系住民に付与する問題は強い韓国政府等の圧力に屈した
のではと言う憶測すら生まれて居ます。

これには資金面で隷属する何らかの理由があるのではと言う人まで居ます。

これは私一人の主観で色々ご意見はあると思いますが、民主党政権で一番気に入らない点の
一つでもあります。

今まで朝鮮学校は日本の教育方針を無視して独自の教育方針で教育を進めて居たと言われ
そこでは激しい日本憎悪の国粋教育が行われて居たのではとさえ言われて居ました。

今回文科省は同省の専門家会議より日本の高校の教育課程と同等の教育がなされて
居るとの報告を受け高校無償化法に基づく就学支援を行う方針を決めた。

日本には、現在朝鮮学校の高校が10校有って在籍者は約1800人と言われて居ます。

これらの世帯に世帯年収に応じ年収12~24万円を秋以降支給される事になるが、
生徒は今年の4月に遡って支給するする事が出来ます。

単純計算で年額4億円程の国費が支給される事になる訳です。
中には税金を支払って居るから当然の権利と主張される方もいらっしゃるが、国民感情は 
それ以前の問題だと言えるのではないか。

一応条件として朝鮮学校教職員の編成やバランスシート等約10項目を記載する書類を
3年毎に提出させる方針です。

支援金は生徒の代わり学校が纏めて受け取ると言う点はどうも引っかかります。
生徒へ遣らず別の用途に流用される事はないのか?

財務諸表で毎年確認を義務ずけ、虚偽が発覚した学校は適用取り消しと書類上のチェツクで
済ます積もりらしいが、受ける方は何とでもなると言うのが常識では・・・

是は未だ問題が多く国民の全面的賛成には疑問が残るのでは・・・







「壊し屋の小沢氏」民主党を壊すか?

2010-08-28 07:43:15 | Weblog
今回の民主党代表選への立候補は「壊し屋」と異名を持つ小沢氏が本格的に民主党を、
ぶっ壊しにかかったと見る向きも有ります。

小沢氏にとって思い通りならない民主党はもはや魅力もないと思われて来たのでしょう。

その先にあるのは政界再編と深読みする人も居る。

小沢氏はその豪腕ぶりで自民党をぶっ壊しにかかったが、余りにも巨大過ぎて歯が立たず
自民党をおん出て次々と新党を作っては壊し、遂に民主党に居場所をみつけ、辣腕を振るい
自分の思いの儘操縦できる様になったが、是を快く思ってない一部の人間が検察庁を動かし
過去のミスをほじくり追い出しにかかったと言うのが巷に流布する噂話です。

小沢氏は政権交代を成し遂げた功労者として持て囃されたが、余りにも権力が集中
してしまい小沢氏の許可なくしては何も決まらない程になってしまった。

小沢氏を快く思ってない反小沢のグループがクーデターで管政権に変わりました。
処が世間の風当たりは民主党に逆風が吹き参院選で歴史的敗北を喫しました。

クーデターで一旦身を引いた鳩山小沢氏が参院選の責任を取らず露骨に「脱小沢」路線を
打ち出す菅政権に対し権力闘争を開始したと見る向きもあります。

小沢氏のターゲットは「脱小沢」を掲げる仙谷官房長官と枝野幹事長を引き下ろす事で
もしこの二人を辞任させれば小沢氏は立候補しないと言う条件を突きつけたと噂が有る程
根は深いものだったらしい。

仙谷官房長官にも言い分があって、殆ど無視して悪意をむき出す小沢氏には手を焼いて居た
らしくこの二人の対決はどっちみち避けられない事でもあったと言われて居ます。

それに関連してカネと政治問題で小沢氏と共に一線を退いた筈の鳩山氏が自分が推し進めた
路線がことごとく否定されて行く事に苛立ちを覚え共に小沢さん担ぎ出しに一役買わされた
様です。

また脱小沢を進める事で党内を掌握したい菅代表は、小沢氏や鳩山氏の申し出を断り、
今回の対決になったと見るべきが妥当な線ではないか。

知った様な口を叩くなと叱られそうですが「岡目八目」と言う様にかえって何も知らない
ヤジ馬が見えて居る事もあるものです。

数の上では小沢優勢と言われますが、、「仁義なき戦い」で両派死力を尽くし代表戦を
戦って居る様です。

民主党の将来を思う良識派も可成り居て小沢派と目される鳩山グループも一枚岩でなく、
また羽田グループ等の動向も注目されて居ます。

また党員5万人サポーター30万人が所持する300ポイントと地方議員が有する100
ポイントこれがどう動くかも一つのキーになりそうです。

総計1224ポイント(1226ポイントと言う説もある)をどれだけ獲得出来るかで決まる
訳です。

世論は小沢氏に厳しく、カネと政治の問題は未だ決着がついてないと80%が批判的です。

この戦いに敗れた方は脱党せざるを得ないのではないかと言う人もあって、それこそ
自民党や小沢氏にとっては思う壺で、反面政界再編の良い機会となるかも知れません。

しかし権力闘争に付き合わされる国民は堪ったものではないと言うのが正直な気持ちです。





経済対策の緊急補正予算概要決まるか?

2010-08-27 10:25:04 | Weblog
急速に進む円高株安に対し政府は、経済対策として最大1兆7000億円の緊急補正予算と
日銀に追加金融緩和を迫る事を決定したらしい。

補正予算の規模は財源としては閣議決定で使い道を決められる「経済危機対応・地域活性化
予備費」を活用する事らしい。

額は2010年予算計上の残り約9000億円と、景気の動向をみて更に2009年度の
特別会計の剰余金で国債償還に回した残り8000億円を当てる予定と言う。

使い道は家電や住宅エコポイント制度の延長拡充。ハイブリッドカー等次世代カーの普及
促進。企業環境関連設備投資や技術開発に対する税制の優遇。幼稚園保育園への規制緩和。
学校・病院・一般住宅耐震化促進。新卒者就職支援。中小企業への金融支援。規制や税制
を優遇する「総合特区」の推進と、誠に盛り沢山な計画ですが、これでは財源不足に
ならないか少し心配です。

今度の民主党の代表選出選挙は掲げる政策や目指すポリシー等はそっちのけの権力闘争と
言われ、敗北したグループは党を割って出て行けねばならないと極言する人も居ると言う
激しいものになりそうです。

しかし日本の経済状況は其れを待つ余裕はなく切れ目ない政策が要求されます。

その意味ではこの補正予算を含む経済対策は是非実現して貰いたいものです。

地方主権と地方自治体

2010-08-27 07:43:10 | Weblog
民主党が提唱する地方主権は官僚による中央集権を排しもっと地方独自の裁量で地方自治を
行いたいとの意向が背景にあります。

ただこの裏には何もかも國任せの行政を出来るだけ地方に任せて、経費を浮かせたい。
余りにも巨大化した役人天国を突き壊し政治主導の政治を行いたいと言う願望がある事も
事実です。

処が明治維新から築き上げた中央集権の官僚体制を壊す事は日本国の解体になりかねない事
で、そう簡単には参りません。

日本が戦後奇跡の復活を遂げたのは国民の辛苦の賜であるが、お役人の中央集権があったれ
ばこそ、国民が一丸になれたのだとも言えます。

しかしこの中央集権は悪の温床になり日本の國を蝕んだ事も紛れもない事実です。

図体の大きくなりすぎた中央集権体制を必要部分だけを残し地方へ移譲し地方主体の行政を
行おうと言うのが地方主権の考え方です。

処が現在存続が危うくなった官僚が必死の抵抗で地方主権の案は潰されようとして居る。

又地方主権で本当に地方自治体が完全な住民サービスが可能かと言う事が取り沙汰され
て来ました。

財源と権限をそっくり貰えば可能と言う事ですが、肝心の自治体の行政能力は問題にされ
ていません。

今この問題で注目を集めて居る自治体の首長が二人居ます。

其れは民主党から出馬し当選した名古屋市長と、九州阿久根市長です。

どちらも市議会と揉めて、名古屋市長は市議会議員をリコールする運動を仕掛けています。
一方市議会を開かず先決処分で市政を進める市長に対し市民が市長のリコールを求めて
運動しています。

何れも経費節減で思い切った方策を打ち出して、賛否両論で何れが正しいかは部外者として
は発言は控えたいと思います。

思い切った事を遣らねばと言う意気は判るが、常識を越えると矢張り民意がどうかと言う
問題が出てきます。

今の処國や政府、県等は苦々しく思って居ても手出しが出来ず無策の状態です。
下手に手を出すと、県民や市民から反感を買う恐れがあるからです。

今後地方主権が拡大されるとこの手の首長が選出され住民は自分たちで解決する事になるが
果たして其れでよいのだろうか?

今後は何処まで國が関与できるかが焦点になる事でしょう。
それにしても阿久根市は人ごとながら、相当に酷すぎる感じがしてなりません。

阿久根市をどうするかは阿久根市の問題ですので我々に口出し出来ないが、この様な事が
何時自分の自治体に起きるか判らないので推移は見守りたいと思います。

小沢氏立つ

2010-08-26 13:54:08 | Weblog
世間の予測では民主党代表選には立たないが6割を占めて居たが矢張り、小沢さんの許
甘い汁を吸おう言う有象無象の人達がとうとう担ぎ上げて小沢さんは立候補する事を表明
しました。

是まで挙党態勢が整えば支持と態度をハッキリしてなかった鳩山氏、例によって甘い見込
みで仲介を買って出ましたが、どちらからもそっぽを向かれ、人数の多い小沢氏側に
寝返りました。

大半は予測されて居た事ですが 小沢氏の立候補表明は忽ち民主党内に激震が走った。
それに鳩山氏が小沢支持に回った事に対するショックも相当なものだった様です。

菅首相は一応立候補される事は喜ばしい事だと表面上は歓迎の意を表明して居るが心底は
どうなんだろうか?

現在世間の目は小沢さんに厳しく政治とカネの問題で起訴の可能性のある人を敢えて代表に
選ぶ事に対しては殆どの国民がノウーを突きつけて居ると言われます。

世論調査では小沢さん支持は10%足らず不支持が78%と言う絶対多数を占めて居ます。
其れを敢えて出るには小沢氏の事情が有りそうです。

支持する人達はあわよくばの組でしょうが、現在菅政権は「脱小沢を」口にする批判的
実力者を内閣や党の要職につけこのまま行けば小沢氏が潰されてしまうとの危機感から、
ここで敢えて勝負に踏み切ったのでしょう。

鳩山氏にしてみれば自分の政権時代に苦労して築き上げた事が次々と否定されて行く事
に我慢が出来なかったのでしょう。

しかし、代表戦直後に出されるであろう検察審査会の2回目の起訴相当の議決。
不起訴か起訴か検察庁は保留中で是も心配の種である。

総理に推薦されれば後は指揮権発動で逃げる事も出来、反対に検察庁を潰す事も可能です。

ただ此をやったら恐らく国民から見放される事は請け合いです。

それでも敢えて立候補すると言うのだから相当の勝算があっての事と思われます。

党内で小沢氏が優勢とは言え民主党の先行きを心配する良識派も結構居て全国的事を
考えると絶対優勢とは言えないのではないでしょうか?

菅代表を支持する前野・野田・岡田グループは早速合同選対本部を週内にも立ち上げて
闘う体制づくりに乗り出したとの事です。

今後9月14日の民主党代表戦の投開票で大きく変わるかも知れません。

我々とは関係ない様なコップの中の嵐ですが、これが我々すべてに関わってくる重大な
事だと言う事は何かイライラして来ます。

円高対策為替介入もありか?

2010-08-26 09:41:32 | Weblog
ここ数日円高が急激に進み一時1ドル83円後半を付ける高値を記録し何処まで行くのか
と心配されましたが、ドルの買い戻し等で84円前半に落ち着いた様です。

お陰で株は一時9000円を割る安値更新との状況です。

国民に取っては円高傾向は歓迎すべき事ですが、輸出依存の日本経済にとっては大打撃
です。

私達マスコミの煽動にあって円高は諸悪の根源みたいに思わされて居ますがよく考えたら
円高のメリットは結構有るやに思えます。

まず海外旅行が安くて行ける。外国の物が安くて手に入る。外国の金融商品等で稼げる等々
の良い面があるが、残念ながら日本経済は輸出に頼っているので円高は国民生活に直接
響いて来ます。

まず株安で日本経済が冷え込み益々不況となる。
物が売れない。雇用がなくなる。収入減で買い控えが起きる。デフレスパイラルと言う罠に
落ちてしまう恐れが現実のものとなる可能性が出て来ました。

この円高の要因は米国オバマ大統領の政策に由来して居ると言う。
オバマ大統領は、経済発展と雇用確保のため大きく輸出振興策をとりました。
輸出のためにはどうしてもドル安容認が必要要件となりドル安放任となっています。

日本の円は比較的安全と見られ資金の逃避先に選ばれ円買いが行われていて決して円が
それだけの価値があるかは疑問と言う全くアブナイ投機的意味も持っています。

これに対して日本政府の取った政策は何もなく、かえって円高をあおる結果となってしまった。

勿論現在は日本一国で為替介入しても無駄なあがきと判って居ても何らかの行動は起こす
べきだったとの意見は随分多い様です。

飽託な外為特会は何のためにあるのか?
底値で「買い」は鉄則ではないか?
只國の資金の隠し場所でしかないのか?
今こそ有効に利用すべきではと言う意見が可成り多いと聞く。

今まで野田財務相の口先介入は逆に円高を煽る結果になったが、こう円高が進むと政府も
重い腰を上げざるを得なくなった様です。

今まで状況を見定めて適切な対応を取る用意があると口先介入に徹していたが、
遅まきながら為替介入を検討する事をやっと示唆しました。

ただ是は「巨象に立ち向かうアリ」の喩えでどれ程の効果が期待されるか疑問ではあるが
問題は姿勢で、随分円高を冷ますには適切な手かも知れません。

日銀は公定利率による金融緩和等の打つ手等をなくしては居るが昨年末から導入資金供給策
新型オペ等を拡充してし資金供給により円高転換を狙って居ます。

是で株安に歯止めが出来て円高傾向が鈍ればしめたものですが、事はそう簡単に済むかが
問題です。

政府も日銀も口ではすべて迅速に対応すると言いながら、模様見で一向に適切な方策を打ち
出せず居る様で国民はイライラしています。

まさか民主党政権が次の代表者選出でそれ処ではないとと言う積もりではないと思いたい
ですが、何かそれもありかと思える様な状況です。

まあシロウトの戯れ言(ざれごと)と笑い飛ばして下さい。

小沢氏遂に立つか?

2010-08-25 22:36:47 | Weblog
今まで陰に隠れて民主党代表選出に立候補するか、明らかにして居なかったが、グループの
世話人山岡議員等の強力な推薦と、新人議員の熱い推薦でとうとう小沢氏はどうやら立候補
を決めた様子です。

鳩山氏が何とか党を割る様な事のないよう仲介に立ち、小沢氏や菅総理と面談しました。
しかし菅体制では「反小沢」の旗印は降ろしそうにない事がハッキリ判りガチンコ対決に
なりそうです。

しかし未だ、民主党代表戦の告示まであと1週間果たして小沢氏立つか、その日まで
ならないと判らない状況と言うのが実情かも知れません。

小沢氏には収支報告虚偽記入事件で検察審査会二回目の議決が控えて居るがもし首相に
選出されると訴追は不可能となるので、是非立候補する必要がある訳です。

ハッキリ言って国民の為の政策論争等棚上げされ、自民党政権時代を上回る権力闘争が
行われています。

これでは折角政権交代しても同じ様なものでなんだったのかと思えてなりません。

此の急激な円高株安の事態に対し政府は成り行きを見極め適切な対応を考えて居ると
まるで無策無能を暴露する様な態度では国民は堪ったものではない。

こんな時権力闘争をするのかと呆れてしまうと言うのが国民の偽らざる本音です。

9月14日が投開票日で数から言うと小沢グループが絶対優勢、予想では1226ポイント
の大半を獲得代表交代のシナリオが現実のものになりそうです。

問題は挙党体制を条件に支持を表明して居る鳩山グループがどう転ぶかで可成り違ったもの
になりそうです。

脱小沢を打ち出す前原・仙谷・野田グループに対しあくまで脱官僚政治主導体制の確立し
政権公約の完全実施を叫ぶ小沢グループの対決は、代表戦が終わってもどろどろの戦いが
続き結局民主党政権は自滅してしまう可能性が出てきました。

恐らく今回の事で一番喜ぶのは棚ぼたの自民党の議員先生達でしょう。