今年の最大の出来事は政権交代ではなかろうか。
歴史に残る圧倒的国民の支援で民主政権が誕生し、政治主導体制やムダの排除は
今の処上手く行って居る様に思えます。
たった4ケ月しか経ってないのに、衆院選前の自民党のゴタゴタは遥か過去の事の
様に思えて来ました。
民主党政権は国家戦略室や行政刷新会議或いは地方主権戦略会議と言う全く新しい
機関を創設し、また各府省には大臣・副大臣・政務官と言う三役を配し政務を司り
ました。
前政権の2次補正予算の一部凍結や八ツ場ダム等の凍結と言う荒技を繰り出して
ムダ削減の姿勢を強く国民にアッピールしました。
又民主党政権のマニフエストで膨れ上がった2010年度予算の概算要求を、
行政刷新会議が財務省と結託して業務仕分けと言う政治パフーマンスも演出して
国民を惹きつけました。
結局2010年度予算案は埋蔵金10兆円を吐き出させて、92兆円で帳尻を
あわせました。
53・5兆円と言われて居た国債発行額も何とか約44兆円と言う処で落ち着いた
様です。
順調な船出と思えた鳩山政権ですが、年末になり俄に暗雲が立ちこめて参りました。
内閣支持率は遂に50%を割ると言う急落です。
これは鳩山首相の決断力や指導力不足が噂され、それに本人の偽装献金等の不祥
事件が大きく響いて居ます。
また一番の問題は沖縄普天間基地問題の年内解決が出来なかった事、未だに決断
出来ずモタモタし米政府とも気まずくなって居る事があります。
先日書き込みました、政府の成長戦略基本方針の決定は、産業界から鳩山政権は
成長戦略がないとの批判を受けて年内に急遽策定したものだそうです。
その2020年までの成長戦略の骨子が明らかにされました。
20年度までのGDPは名目3%。実質2%を上回る成長を目指す。
19年度名目GDPの473兆円を約1・4倍増やし650兆円程度にする。
雇用創出で現在5%台の失業率を今後4年間で3%台まで引き下げる。
そして20年までの雇用創出目標値を明示しました。
環境分野で140万人。健康分野で280万人。観光分野で56万人を創出して、
この3部門で計100兆円を超える新規需要を生み出させる。
「輝きのある日本」にするために「環境・エネルギィー」・「医療介護健康」・
「アジア」・「観光・地域活性化」・「科学・技術」・「雇用・人材」の6項目を
設置します。
今までの企業支援から雇用安定と個人消費拡大の家計中心の需要創設を目指すと
言う全く結構な構想です。
この基本方針を来年6月までに肉付けして実現に向けた工程表も作成し成長戦略を
決定する予定とか。
是には確かな財源に裏打ちされた緻密な政策が要求されます。
もしこれが単に「絵に描いた餅」で終われば民主政権の命運も尽きるのではないか
と思われます。
是非そうならない事を祈り今年の仕舞い納めとさせて頂きます。
どなたも良いお年を。
歴史に残る圧倒的国民の支援で民主政権が誕生し、政治主導体制やムダの排除は
今の処上手く行って居る様に思えます。
たった4ケ月しか経ってないのに、衆院選前の自民党のゴタゴタは遥か過去の事の
様に思えて来ました。
民主党政権は国家戦略室や行政刷新会議或いは地方主権戦略会議と言う全く新しい
機関を創設し、また各府省には大臣・副大臣・政務官と言う三役を配し政務を司り
ました。
前政権の2次補正予算の一部凍結や八ツ場ダム等の凍結と言う荒技を繰り出して
ムダ削減の姿勢を強く国民にアッピールしました。
又民主党政権のマニフエストで膨れ上がった2010年度予算の概算要求を、
行政刷新会議が財務省と結託して業務仕分けと言う政治パフーマンスも演出して
国民を惹きつけました。
結局2010年度予算案は埋蔵金10兆円を吐き出させて、92兆円で帳尻を
あわせました。
53・5兆円と言われて居た国債発行額も何とか約44兆円と言う処で落ち着いた
様です。
順調な船出と思えた鳩山政権ですが、年末になり俄に暗雲が立ちこめて参りました。
内閣支持率は遂に50%を割ると言う急落です。
これは鳩山首相の決断力や指導力不足が噂され、それに本人の偽装献金等の不祥
事件が大きく響いて居ます。
また一番の問題は沖縄普天間基地問題の年内解決が出来なかった事、未だに決断
出来ずモタモタし米政府とも気まずくなって居る事があります。
先日書き込みました、政府の成長戦略基本方針の決定は、産業界から鳩山政権は
成長戦略がないとの批判を受けて年内に急遽策定したものだそうです。
その2020年までの成長戦略の骨子が明らかにされました。
20年度までのGDPは名目3%。実質2%を上回る成長を目指す。
19年度名目GDPの473兆円を約1・4倍増やし650兆円程度にする。
雇用創出で現在5%台の失業率を今後4年間で3%台まで引き下げる。
そして20年までの雇用創出目標値を明示しました。
環境分野で140万人。健康分野で280万人。観光分野で56万人を創出して、
この3部門で計100兆円を超える新規需要を生み出させる。
「輝きのある日本」にするために「環境・エネルギィー」・「医療介護健康」・
「アジア」・「観光・地域活性化」・「科学・技術」・「雇用・人材」の6項目を
設置します。
今までの企業支援から雇用安定と個人消費拡大の家計中心の需要創設を目指すと
言う全く結構な構想です。
この基本方針を来年6月までに肉付けして実現に向けた工程表も作成し成長戦略を
決定する予定とか。
是には確かな財源に裏打ちされた緻密な政策が要求されます。
もしこれが単に「絵に描いた餅」で終われば民主政権の命運も尽きるのではないか
と思われます。
是非そうならない事を祈り今年の仕舞い納めとさせて頂きます。
どなたも良いお年を。