政府は、昨年末改定した国家安全保障戦略に基き、防衛力強化の
ため、九州・沖縄を中心に全国30~40の空港・港湾を整備対象に
選び、自衛隊や海上保安庁が有事の時或いは平時の訓練が出来る
様、滑走路や岸壁を拡充する様に自治体と交渉に入った模様。
愈々我が国も、有事に備えての防衛強化体制に入った様ですね。
政府は自治体と合意に達すると特定重要拠点に指定し来年度予算
案に整備費等関連経費を計上すると言う。
有事の際の部隊展開・物資輸送・国民保護の拠点整備が主目的
福岡・長崎・熊本・宮崎・鹿児島・沖縄・高知・香川・福井
と北海道等の38施設が対象。
台湾有事に備え九州・沖縄の14空港・14港湾が7割を占める
九州の空港等は100人以上乗れる自衛隊の輸送機や戦闘機のため
滑走路延長や駐機場を整備する、対象は北九州・長崎・福江空港
熊本・宮崎・霧島・徳之島・与那国・新石垣・宮古空港等
港湾は博多・熊本・八代・鹿児島港湾の他に西之表・名瀬等の
離島も対象。
与那国には自衛隊の大型輸送艦・護衛艦・海保の巡視艇が接岸
出来る新しい港湾を造る。
これらの整備費は23年度から5年間で43兆円とされる防衛費とは
別枠で国交省予算に計上されるとの事
尚防衛費5年間で43兆円は円安で装備費調達価格上昇に関わらず
堅持するとした。
因みに大型ヘリCH47 は見積りより陸自は109億円・空自は140
億円の増額となる。
また地上配備迎撃システム代りのイージスシステム搭載艦建造
は2千億円増の6千億円に上がる。
日本も愈々軍事態勢に進んで居る様でヤバイ気がして来ましたね。