国家公務員制度改革の、大事な道筋を示す工程表の閣議決定を前にして、肝心な
内閣人事・行政管理局移行の問題が、人事院の反乱で大変な事態となりました。
これは人事院、財務省等4府省にまたがる人事関連機能を内閣人事・行政管理局
に集約して高級官吏の人事を一体化する構想でしたが、人事院等は機能移管に反対
して強固な抵抗を露わに見せ始めました。
さきのブログで触れましたが、霞ヶ関相手の大戦争となると言う事が現実問題として起きて来ました。
霞が関人事をコントロール出来る級別定数等おいしい権限が奪われるのだから、 人事院としても必死です。
人事権を奪われる他の府省の官僚達がこぞって抵抗しだした様です。
首相主催の会議を役人が拒否すると言う異常事態が起きました。
余りにも強固な抵抗に手を焼いた首相官邸側は、閣議決定を先送りし様子を見る事になった様です。
首相官邸も随分嘗められたものです。
人事院総裁はそんなに権限があったのか、改めて霞が関の力の威力を感じます。
人事院の官僚が閣僚経験者を使い、総裁に抵抗しないなら辞任せよと迫ったと言う
ドロドロした策謀の話まで聞こえて来ると言う。
人事院総裁は国会承認人事です。ねじれ国会で余計な火種を嫌う首相官邸が思わず
腰を引いたと言うのが実体の様です。
それに複雑な党内問題や党内幹部の殆どが尻尾に、霞ヶ関を引きずって居る事から
推しても大変根が深い問題です。
人事院は始めから交渉に応じず、ボイコット作戦でウヤムヤにしてしまいたい意向
の様です。
内閣人事・行政管理局が本格的に動き出すと、官僚ポストの定数を決める級別定数
の権限や、高級官僚の人事権や管理が出来なくなり、人事院は弱体化する事は目に
見えて居ます。
また現行のキャリヤ・ノンキャリヤ制度の廃止、新試験制度へ移行となると、
人事院の仕事は半減してしまいます。
人事院が死に物狂いで抵抗したい気持ちは判るが、省益より国益をと言う考えの
官僚は一人も居ないのでしょうか?
党内事情や政局の模様を見るとこの国家公務員制度改革には逆風が吹いて居る様に
感じます。
いまこそ国民から強力な順風を送り後押しする時ではないでしょうか?
内閣人事・行政管理局移行の問題が、人事院の反乱で大変な事態となりました。
これは人事院、財務省等4府省にまたがる人事関連機能を内閣人事・行政管理局
に集約して高級官吏の人事を一体化する構想でしたが、人事院等は機能移管に反対
して強固な抵抗を露わに見せ始めました。
さきのブログで触れましたが、霞ヶ関相手の大戦争となると言う事が現実問題として起きて来ました。
霞が関人事をコントロール出来る級別定数等おいしい権限が奪われるのだから、 人事院としても必死です。
人事権を奪われる他の府省の官僚達がこぞって抵抗しだした様です。
首相主催の会議を役人が拒否すると言う異常事態が起きました。
余りにも強固な抵抗に手を焼いた首相官邸側は、閣議決定を先送りし様子を見る事になった様です。
首相官邸も随分嘗められたものです。
人事院総裁はそんなに権限があったのか、改めて霞が関の力の威力を感じます。
人事院の官僚が閣僚経験者を使い、総裁に抵抗しないなら辞任せよと迫ったと言う
ドロドロした策謀の話まで聞こえて来ると言う。
人事院総裁は国会承認人事です。ねじれ国会で余計な火種を嫌う首相官邸が思わず
腰を引いたと言うのが実体の様です。
それに複雑な党内問題や党内幹部の殆どが尻尾に、霞ヶ関を引きずって居る事から
推しても大変根が深い問題です。
人事院は始めから交渉に応じず、ボイコット作戦でウヤムヤにしてしまいたい意向
の様です。
内閣人事・行政管理局が本格的に動き出すと、官僚ポストの定数を決める級別定数
の権限や、高級官僚の人事権や管理が出来なくなり、人事院は弱体化する事は目に
見えて居ます。
また現行のキャリヤ・ノンキャリヤ制度の廃止、新試験制度へ移行となると、
人事院の仕事は半減してしまいます。
人事院が死に物狂いで抵抗したい気持ちは判るが、省益より国益をと言う考えの
官僚は一人も居ないのでしょうか?
党内事情や政局の模様を見るとこの国家公務員制度改革には逆風が吹いて居る様に
感じます。
いまこそ国民から強力な順風を送り後押しする時ではないでしょうか?