今朝は大きな二つの見出しが新聞に躍って居ます。
一つは関西電力の大飯原発3・4号機再稼動について、此まで慎重だった
関西広域連合が再稼動容認したと理解し再稼動への決断を近く下す考えを
野田首相が明らかにした事。
ただ政府はあくまで限定的再稼動と言う事で説明しています。
今夏の関西電力の電力不足対応の限定的再稼動容認と言う事で橋下大阪市長
は強調していますが、此は関西周辺の中小企業への配慮が多分にありそうだ。
大飯原発周辺の自治体の同意は取れて無いようですが、現在の様に広範囲の
自治体が異議を挟んで来る状況では収拾は不可能に近い。
政府は一応立地自治体のおおい町と福井県の承諾を取れば再稼動可能と判断
して居るようにも考えられ今後の成り行きが危惧されます。
次は今後の政界再編に、大変関係して来ると見られた野田首相と消費税増税
で反対のノロシを挙げる小沢民主党元代表との会談です。
新聞にはまなじりを上げて、モノスゴイ形相で民主党本部の会談場に向かう
野田首相と小沢氏の写真を掲載して居ます。
この後1時間半にわたる会談でしたが予想通り、会談はもの別れに終わりました。
野田首相は今国会で消費税増税関連法案成立に政治生命を賭ける事を表明して
居ます。
「財政再建は待ったなし、今やらないと時間がない」と主張する野田首相。
国民に大きな税負担を求める前に行財政改革が先で、消費税増税に賛成する訳には
不可ないと此までの主張を曲げない小沢氏。
会談は決裂した。
中に立った輿石民主党幹事長はまだ望みを捨てないで再会談を画策して居る様で
すが、両者の間には信頼関係が全くなく、執行部にも譬え小沢氏と手を結んでも
法案成立の目途は立たないと冷たい反応があります。
執行部は法案成立の芽が残されて居るのが小沢氏を切り、解散総選挙確約して
の法案成立に向けて自民党への本格的働きかけに動き出した様だ。
ただ此には参院で問責決議された2閣僚の更迭が最低の条件で、此を呑む事は
自民党に全面降伏の感があり、何処まで妥協出来るか?
自民党が突きつけて居る5項目の要求事項は、完全に民主党に無条件降伏を強いる
条件です。
果たしてそこまで呑んで、民主党が消費税増税法案成立を図るか?
今世界が日本に求めているのはGDPの200倍以上の負債がある財政再建だ。
既に公債の発行は行き詰まる傾向にあって、公債の格付けも下がる一方です。
日本売りがあるにも関わらず一方で円買いや日本債券が大量に買い込まれて居る
と言う不思議な現象があります。
円がユーロに対し100円以下98円前後。ドルに対しては79円中半と言う
異常円高です。
此は一体どう言うことでしょう。
この事が小沢氏が言う財政再建より景気回復優先の根拠になって居る様だ。
確かに消費税増税を叫ぶより反対を叫んだが票に繋がり人気が出てきます。
しかし何時までも先延ばしして居ては先が見えて居る事を一番知って居るのが
小沢氏かも知れません。
まあそれは兎も角、消費税増税関連法案がどうなるのかが国民の一番の関心事
であります。
法案成立のため民主党は自滅の道を選ぶか?
それとも先延ばしして、少しでも余命を保つか?
いよいよ決断が迫られます。
一つは関西電力の大飯原発3・4号機再稼動について、此まで慎重だった
関西広域連合が再稼動容認したと理解し再稼動への決断を近く下す考えを
野田首相が明らかにした事。
ただ政府はあくまで限定的再稼動と言う事で説明しています。
今夏の関西電力の電力不足対応の限定的再稼動容認と言う事で橋下大阪市長
は強調していますが、此は関西周辺の中小企業への配慮が多分にありそうだ。
大飯原発周辺の自治体の同意は取れて無いようですが、現在の様に広範囲の
自治体が異議を挟んで来る状況では収拾は不可能に近い。
政府は一応立地自治体のおおい町と福井県の承諾を取れば再稼動可能と判断
して居るようにも考えられ今後の成り行きが危惧されます。
次は今後の政界再編に、大変関係して来ると見られた野田首相と消費税増税
で反対のノロシを挙げる小沢民主党元代表との会談です。
新聞にはまなじりを上げて、モノスゴイ形相で民主党本部の会談場に向かう
野田首相と小沢氏の写真を掲載して居ます。
この後1時間半にわたる会談でしたが予想通り、会談はもの別れに終わりました。
野田首相は今国会で消費税増税関連法案成立に政治生命を賭ける事を表明して
居ます。
「財政再建は待ったなし、今やらないと時間がない」と主張する野田首相。
国民に大きな税負担を求める前に行財政改革が先で、消費税増税に賛成する訳には
不可ないと此までの主張を曲げない小沢氏。
会談は決裂した。
中に立った輿石民主党幹事長はまだ望みを捨てないで再会談を画策して居る様で
すが、両者の間には信頼関係が全くなく、執行部にも譬え小沢氏と手を結んでも
法案成立の目途は立たないと冷たい反応があります。
執行部は法案成立の芽が残されて居るのが小沢氏を切り、解散総選挙確約して
の法案成立に向けて自民党への本格的働きかけに動き出した様だ。
ただ此には参院で問責決議された2閣僚の更迭が最低の条件で、此を呑む事は
自民党に全面降伏の感があり、何処まで妥協出来るか?
自民党が突きつけて居る5項目の要求事項は、完全に民主党に無条件降伏を強いる
条件です。
果たしてそこまで呑んで、民主党が消費税増税法案成立を図るか?
今世界が日本に求めているのはGDPの200倍以上の負債がある財政再建だ。
既に公債の発行は行き詰まる傾向にあって、公債の格付けも下がる一方です。
日本売りがあるにも関わらず一方で円買いや日本債券が大量に買い込まれて居る
と言う不思議な現象があります。
円がユーロに対し100円以下98円前後。ドルに対しては79円中半と言う
異常円高です。
此は一体どう言うことでしょう。
この事が小沢氏が言う財政再建より景気回復優先の根拠になって居る様だ。
確かに消費税増税を叫ぶより反対を叫んだが票に繋がり人気が出てきます。
しかし何時までも先延ばしして居ては先が見えて居る事を一番知って居るのが
小沢氏かも知れません。
まあそれは兎も角、消費税増税関連法案がどうなるのかが国民の一番の関心事
であります。
法案成立のため民主党は自滅の道を選ぶか?
それとも先延ばしして、少しでも余命を保つか?
いよいよ決断が迫られます。